「フォトギャラリー 石仏と野鳥」 新版 2021年10月

 
9月 11月



   
令和3年10月31日  近くの大きなため池にて
トモエガモ・キンクロハジロ・コガモ・ゴイサギ幼鳥(ホシゴイ)・ジョウビタキ♀など
 ようやく冬鳥のカモが姿を見せました。このため池では数日前からキンクロハジロ・ホシハジロが目立つようになりました。今日はカモの数も増えているようで、コガモ♀やマガモ♀・ハシビロガモも見られました。そして、1羽だけでしたがトモエガモも群れの中にいました。
トモエガモとキンクロハジロの雌です。
トモエガモとホシハジロト・キンクロハジロの雌です。ホシハジロはずっと顔を埋めたままで、顔をあげてくれませんでした。
トモエガモの近くにいる同じ大きさの茶色いカモはトモエガモの雌にも思えたのですが、よく見るとコガモの雌でした。
 大きなため池から300mほど離れた山沿いの小さなため池に行きました。数年前、よく、ゴイサギを撮影した池です。ただ、最近はあまり見ていません。ゴイサギは期待せず、カワセミでもと思って行ったのですが、行ってみると池のフェンスにゴイサギの幼鳥がとまっていました。
この後、近くの葭原に隠れました。
様子を見るために葭原に近づくと、急にゴイサギは葭原から飛び出し、池の上を旋回しました。
旋回した後、向こう岸のフェンスに飛び降りました。
 ジョウビタキの鳴き声が聞こえたので、カメラを向けてみるとジョウビタキの雌でした。最初にモニターの画像を見た時、違和感を感じました。よく見ると尾羽がありません。タカなどに襲われたのでしょうか。



   
令和3年10月30日撮影  近くの川にて
オオムシクイ・ケリの水浴び
2日前に近くの川で撮影したオオムシクイとケリです。
 河川敷を歩いていると川辺に生えた雑木から「ジジッ」「ジッ」「ジジッ」「ジッ」とオオムシクイと思われる地鳴きが、かなり離れた場所から聞こえました。近づいて見るとやはりムシクイです。姿からメボソムシクイと識別はできませんが10月末という季節や鋭く大きな地鳴きからオオムシクイと思われます。
川の浅瀬でケリが水浴びをしていました。
水浴びの後、大きく羽ばたきました。



   
令和3年10月29日撮影  山の上の公園に行く山道にて
ノスリ
 29日は山の上の公園に行く山道でノスリを見ました。いつもこの頃、山道周辺の草原の草が刈り取られます。ネズミなどを捕まえやすくなるためかノスリやチョウゲンボウがよく見られます。電信柱の上や近くの木にとまって、ネズミなどを狙っています。

 この日は草が刈り取られていませんでしたが、電信柱の上にとまっていました。近づいて撮ろうとした時、飛び立ってしまい、高い上空を旋回している所しか撮れませんでした。



   
令和3年10月28日撮影  地元の山の上の池にて
オシドリ
 毎年、山の上の池には毎年10月下旬頃からオシドリが姿を見せます。今年は中旬頃にはもう来ていましたが、1羽、2羽ちらっと見ただけで撮影できませんでした。今日ようやく、この池で多くのオシドリを撮影できました。
池には橋が2つかかっていて、車の通る下にある橋から、池を見てみると、雄1羽と雌1羽のオシドリがいました。
高いところにあるもう一つの橋に行ってみると、数羽のオシドリがいました。
岸の近くの水面は緑の木々が写って美しく、オシドリが映えます。
雄が4羽。2羽はエクリプスです。



   
令和3年10月27日  自宅付近と近くのため池と古民家のある公園にて
ジョウビタキ・ハシビロガモ・キビタキ♀・エナガ
 家のドアを開けると、裏の方でジョウビタキの「ヒッ ヒッ ヒッ」と鳴く声が聞こえました。裏の空き地を隔てた民家のテレビアンテナで鳴いていました。毎年家の裏の空き地に10月末から11月はじめに姿を見せます。今年は3日前から鳴いていました。カメラを向けてみるとジョウビタキの雌でした。
家に帰って裏に行ってみると、まだジョウビタキはアンテナにとまって、鳴いていました。朝と違う家のテレビアンテナです。
キビタキを写そうと行った公園でも、高い木の上でジョウビタキが鳴いていました。こちらは雄です。
ため池に冬鳥のカモを求めて行きました。先日と同じくハシビロガモがいました。雄のハシビロガモが足で首付近をかいていました。
羽づくろいの後、大きく口を開けました。
この後、羽根を激しく動かして水浴びを始めました。
水浴びの後、大きく羽ばたきました。
 毎年、秋でも必ず近くの山や公園でキビタキ♂を撮影しているのですが、この秋はキビタキ♂は全く見ていません。今日もキビタキ♂を撮影しようとハシビロガモを撮影した後、古民家のある公園に行きました。公園ではキビタキの地鳴きを3カ所で聞いたのですが、撮影した2羽は雌でした。この雌は背がオリーブ褐色で一見してキビタキ♀とわかる個体でした。
 このキビタキ♀は色が白く、最初見た時はコサメビタキと思ったのですが、よく見ると、白いアイリンクがなく、嘴もすべて黒でキビタキ♀の特徴を備えていました。
エナガの群れもいました。



   
令和3年10月26日  地元の山の上の公園にて
キビタキ♀
 地元の山の上の公園の桜園では毎年、秋にキビタキ・エゾビタキ・コサメビタキなどヒタキ類が見られます。時にはオオルリやムギマキも見られるのですが、今年は全くといっていいほど見られません。2回ほどコサメビタキを撮影したくらいです。今日ようやく、キビタキの雌を見ました。



   
令和3年10月23日撮影  地元の小川にて
タシギ・クサシギ・キセキレイ
 地元の山の池でのオシドリの撮影の後、地元の川の横を流れる小川に行きました。コンクリート作りの水路のような小川ですが、タシギやイソシギ、キセキレイ・クイナなどの野鳥が見られます。
 秋から春にかけてタシギはよくこの小川で見られます。この日もコンクリートの岸にひっつくようしている1羽のタシギを見つけました。いつも近づくと飛んでしまいます。このタシギの画像も遠くから撮ってトリミングしました。
この後、もう1羽コンクリートの岸近くにいるタシギを見つけました。今度は、反対側からうまく近づくことができました。
タシギを撮影していると、クサシギがどこからか飛んできました。
セキレイはいつもこの川にいます。多くはハクセキレイですが、キセキレイもよく見かけます。



   
令和3年10月22日・23日撮影  地元のため池にて
オシドリ
 地元の山のため池でのオシドリの撮影した後、地元の川の



   
令和3年10月22日撮影  山の中の菊畑にて
ノビタキ
 山の中の菊畑にノビタキの撮影に行きました。3羽のノビタキがいました。ノビタキが青虫を採食していた菊畑の菊は刈り取られたためか、ノビタキは菊にはとまらず、菊畑の網状のフェンスにとまっていました。
1羽は雄のノビタキでした。
残りの2羽は雌で、1羽は頭部の褐色がやや薄い雌でした。
あとの雌の1羽は雌で、頭部の褐色が濃い雌でした。雌の2羽は18日菊畑で青虫を食べていたノビタキと思われます。



   
令和3年10月20日撮影  地元と近くのため池にて
ハシビロガモ・オシドリ
 古民家のある公園に行ったのですが、オオムシクイとカワセミの声を聞き姿を見たのですが、どちらも撮影できなかったので近くのため池に寄りました。ため池にはハシビロガモが5羽いました。コガモ以外でこの秋に始めてみた冬鳥のカモです。エクリプスと思われます。
黒い頭部に青紫色の光沢が一部見られる雄です。
こちらは雌です。
 ハシビロガモだけではもの足らないので、地元の山の中のため池にオシドリを撮りに行きました。しかし、オシドリは池の奥にいて、夕方近くだったので暗く粗い写真になりました。



   
令和3年10月19日撮影  地元のため池にて
オシドリ
 前日に引き続いて山の中のため池に行きました。岸近くにいるオシドリの群れが飛ばないように、そっと見える位置までいったのですがこの日も池の奥へ飛ばしてしまいました。奥は暗く、露出を調整して前日よりまともにオシドリを撮影することができました。
画面の右端の雌2羽・雄1羽・エクリプス(カモ類の雄で一時的に見られる、雌に似た羽色の状態)の4羽は次々と羽ばたきました。
最初に雌がその後、雄が羽ばたきました。
エクリプスも羽ばたきました。エクリブスは雌と違って嘴が赤色です



   
令和3年10月18日  山の中の菊畑とため池にて
ノビタキ・オシドリ
 前日に引き続いて山の中の菊畑にノビタキの撮影に行きました。この日は2羽いて、前日と同じようにゆっくりと撮影できました。時々、青虫を採食していました。
 菊畑からの帰りに昨シーズンオシドリのいた山の中のため池に寄りました。少し早いと思ったのですが、オシドリがいました。ため池の岸近くにいたので、近づくとオシドリの群れは池の奥に飛んでいきました。奥は暗く、慌ててカメラ設定を変えずに撮ったため、露出不足の写真になりました。この秋初めてのオシドリだったので、何とかPCのソフトで補正して載せました。



   
令和3年10月17日  山の中の菊畑にて
ノビタキ
 久しぶりに山の中の菊畑にノビタキの撮影に行きました。1羽しかいませんでしたが、愛想が良く30分ほどじっくりと撮影できました。時々、青虫を採食していました。
ノビタキは菊にとまって、すぐに近くの菊に飛び移ります。その時、青虫を捕まえているようです。



   
令和3年10月16日  地元の山の上の公園にて
オオムシクイ
 公園の桜園でキビタキの地声のような声が聞こえたので、聞こえた桜の木を見てみるとムシクイでした。鋭く大きな声だったので、メボソムシクイではなくオオムシクイと思われます。



   
令和3年10月15日撮影  少し遠くの広い池と古民家のある公園にて
エナガ・キビタキ♀・オオムシクイ
ハラグロアジサシやオシドリ・ノビタキを写そうとこのため池に来たのですが、まともに撮影できたのは、エナガだけでした。
エナガの群れが木々を飛び移っていました。
嘴、いっぱいに巣の材料の苔を咥えています。
広いため池の後、古民家のある公園に行きました。そこで写したエナガです。
古民家のある公園では、キビタキ♀を2カ所で見ました。1カ所目は高いところにいて見上げるようにして写しました。
2カ所目のキビタキ♀です。
ムシクイを2カ所で見かけました。鳴き声からオオムシクイと思われます。



   
令和3年10月13日  古民家のある公園にて
キビタキ♀・キセキレイ・エナガ
 何カ所かでキビタキの地鳴きらしき声は聞いたのですが、この秋、まだキビタキを見ていません。今日ようやく雌ですが撮影できました。
2カ所でキビタキ♀を写したのですが、2カ所目は逆光の空ぬけでした。露出補正して撮影しました。
キセキレイが3カ所で見られました。
この後、木の枝にとまりました。
公園の隣の畑作地にいたキセキレイです。
エナガの群れが木々を飛び移っていました。小さな青虫をくわえています。



   
令和3年10月12日  近くの川にて
イカルチドリ・キセキレイ・ケリ
 この川の河川敷に毎年ノビタキが来ます。しかし、今年はまだ見ていません。今日もノビタキは見あたらず、撮影したのはイカルチドリとキセキレイ・ケリでした。
河原にいたイカルチドリです。この川ではイソシギと共によく見かけるチドリ目の鳥です。
よくタシギがいる川の横の水路ではキセキレイを写しました。タシギも2羽いたのですが、シヤッターを切る前に飛ばしてしまいました。
河原にはケリもいました。



   
令和3年10月11日・7日  地元の山の上の公園と自宅の庭にて
ムシクイ・カワラヒワ
 昨日と今日、地元の山や公園を巡っていたのですが、例年、この季節よく見かけるキビタキやエゾビタキに全く出会いません。昨日、アカゲラの鳴き声を聞き姿をちらっと見かけたのですが撮影できませんでした。山の池でオシドリを見たという人もいたのですが、これも見ることができませんでした。結局、撮影したのは、ムシクイのワンショットだけでした。一画像しかないので7日に撮ったカワラヒワを追加しました。
鳴き声からメボソムシクイと思うのですが?。枝かぶりの一枚しか撮影できませんでした。
自宅の庭によくカワラヒワが来ます。目的は向日葵の種です。



   
令和3年10月9日撮影  近くの大きなため池にて
ムシクイ
 ため池の周りに植えられた桜の木にムシクイがいました。この秋初めてのムシクイです。メボソムシクイかオオムシクイと思うのですが、鳴かない限り識別は難しいです。
青虫をくわえていました。



   
令和3年10月8日  広い史跡公園とその周辺にて
クロハラアジサシ・カワウ・ノビタキ・モズ・キセキレイ
 史跡公園の近くの広い池には釣りのための桟橋の残骸が残っていて、その桟橋の残骸にカワウなどの鳥がよくとまっています。今までここでヘラサギやコアジサシなどを撮影しました。今日はカワウの中に白い鳥が1羽いるのを確認したのでカメラを向けました。どうやらアジサシ類のようです。コアジサシではなさそうですが、遠くて何というアジサシか確認できません。
時々、飛び立ち場所を変えます。
この画像で、冬羽のクロハラアジサシであることが確認できました。
広い歴史公園のススキ(オギ?)の原にノビタキがいました。
ススキの原の近くの木にモズがいました。カナヘビを咥えていました。
公園の近くの林の石畳の道にキセキレイがいました。



   
令和3年10月7日  山の中の道路にて
ノスリ
山の中腹を縦断する道路の谷にかかった橋の照明灯のアーチ部分にノスリがいました。10月にノスリを見たのは初めてです。



   
令和3年10月6日  近くの大きなため池とその周辺にて
エナガ・ヤマガラ・カイツブリ
 近くの大きなため池に行きました。ねらいはエゾビタキ・ノビタキとカワセミです。しかし、この日見たのは桜並木を次々と渡るエナガ・シジュウカラ・メジロの混群と池のカイツブリだけでした。
混群の中心はエナガです10羽はいたと思います。後ろにいるのはシジュウカラです。
ヤマガラは2羽いました。
メジロも5羽ほど見ました。
 ため池にいた鳥はカイツブリとカワウだけでした。大きなため池の近くの小さなため池では近くでカイツブリを撮影することができました。3羽のカイツブリがいました。



   
令和3年10月4日撮影  山の中の菊畑にて
ホオジロ・エナガ・ヤマガラ・シジュウカラ
 前日に引き続いて山の上の公園と山の中の菊畑に行きました。しかし、この日はコサメビタキもノビタキもいませんでした。菊畑にいたホオジロと菊畑の側の山のエゴノキに来ていたエナガ・ヤマガラ・シジュウカラを載せました。



   
令和3年10月3日撮影  地元の山の上の公園と山の中の菊畑にて
コサメビタキ・ノビタキ
前日に引き続いて山の上の公園と山の中の菊畑に行きました。
山の上の公園の桜園ではキビタキかエゾビタキなどを期待しているのですが、今日もコサメビタキだけでした。
コサメビタキは前日撮影した桜園の入口ではなく、150mほど離れた別の桜園で見つけました。
 山の上の公園から、山の中の菊畑にノビタキを撮影に向かいました。この日も2羽いたのですが、ノビタキは菊畑の中に入らず、フェンスの支柱や草の上にとまっていました。



   
令和3年10月2日  地元の山の上の公園と山の中の菊畑にて
コサメビタキ・ノビタキ・ホオジロ
前日、撮影したコサメビタキが今日も同じ場所に行きました。
 山の中の菊畑にノビタキを撮りに3日連続通ったのですが、ホオジロとスズメ・モズしか見られませんでした。今日も撮影したのはホオジロでした。
 ノビタキはなかなか見つけられず、最後に期待しないで菊が刈り取られた後の畑に行きました。すると、2羽のノビタキが、残っている園芸支柱にとまっていました。残念ながら逆光でしたが、何とか露出補正して撮影しました。
この後、ノビタキは収穫前の菊畑に移動しました。遠かったですが、今度は順光で撮ることができました。



   
令和3年10月1日  地元の山の上の公園にて
エナガ・ヤマガラ・コサメビタキ
 山の上の公園に夏鳥が来ていないかとよく訪れているのですが、今年の9月はナンキンハゼの木にとまっているエゾビタキをちらっと見ただけで、全く出会えません。今日も夏鳥の気配はありません。エナガとヤマガラ・シジュウカラ・コゲラの混群がいたので、エナガとヤマガラでも写そうとカメラを向けました。
 忙しく動く、エナガをカメラで追っていると、エナガより大きい腹が白い鳥を見つけたのでシヤッターを切りました。モニターで見でみるとコサメビタキのようです。
 何とかコサメビタキを撮って、今日はこれで終わりと思って帰りかけたとき、桜園の出口付近の藪の中から、ヒタキ類の地鳴きが聞こえました。しばらくすると、藪の中から鳴いていたと思われる鳥が飛び出し、近くの桜の木の枝にとまりました。エゾビタキかキビタキ♀と思ってカメラを向けると、これもコサメビタキでした。


9月 11月