「フォトギャラリー 石仏と野鳥」 新版  2019年11月

 
10月 12月


2019.11.28.30          ヨシガモ・ハシビロガモ・ルリビタキ♀など       近くの山や池にて
 30日、何時も行く山の桜園などに行ったのですが、めぼしい鳥は見当たらず、昼から毎年ヨシガモの入る池に行きました。6羽のヨシガモがいたのですが、成鳥雄は1羽のみであとは雌またはエクリプスです。
池の近くの電線にとまったジョウビタキ雌です。
ヨシガモのいた小さなため池にはハシビロガモがいました。1羽はクチバシが黒くエクリプスです。茶色い嘴は雌です。
28日はルリビタキ雄を撮ろうと隣町の山や桜園を回ったのですが、嫌い場所にいる雌しか撮影できませんでした。


2019.11.27撮影                   ルリビタキ♀・シロハラ         古民家のある公園にて
前日に見かけたアカゲラを撮ろうと公園に来たのですが、鳴き声も聞くことなく、ルリビタキの雌とシロハラを撮影したのみです。
ルリビタキの雌は近くで撮影できたのですが、空抜けの逆光でよい写真は撮れませんでした。
シロハラの声はよく聞くようになったのですが、真冬のように下には降りて来ず、なかなか撮影できませんでした。


2019.11.26撮影                   ルリビタキ♀・ジョウビタキ         古民家のある公園にて
ルリビタキの雄を目的で公園に来たのですが、姿を現さず、撮影できたのは雌でした。
近づいても逃げず、楽しませてくれる、いつもいるジョウビタキが木の枝にとまってじっとしていました。


2019.11.25撮影                        オシドリ              地元の山の池にて
 午後は地元の山の池に向かいました。オシドリの「クゥオ クゥオ」という鳴き声がよく聞こえ、池に架かった橋や岸から眺めるとオシドリが時々、岸辺の木の下から姿を見せて、羽ばたきをしたり、追いかけっこをしたり、また高い岸から飛び降りたり、様々な姿を見せてくれました。
2羽の雄が代わりがわり羽ばたきをしました。
1羽の雄が水面近くを飛んで移動しました。
突然10羽ほどが高い岸から水面に飛び降りました。
オシドリの追いかけっこです。


2019.11.25                         ルリビタキ雌タイプ            古墳のある公園にて
 毎年ルリビタキの来る古墳の空堀でルリビタキの雌タイプを撮影しました。雌としないで雌タイプとしたのは、ルリビタキの雄の若鳥のようにも見えるからです。
尾羽の青が鮮やかです。雨覆羽がやや青みかがっています。雄の若鳥の可能性があると思うのですが?


2019.11.24               道祖神50体(10)   野倉の道祖神
長野県上田市野倉538 昭和時代?
 別所温泉の裏山を一つ越えた野倉にある道祖神である。集落のほぼ中央の細い道のいろいろな花が植えられた土手に祀られている。高さ73pの石に直径45pの深い彫り窪みをつくり、衣冠束帯・十二単の衣装で肩を組み握手をするともに穏やかな丸顔の男女の神を半肉彫りする。夫婦(みょうと)道祖神として、別所温泉の観光ホースターに使われ全国的に有名になった。

 この地方の道祖神は安曇野や松本盆地の道祖神のような優美な姿の道祖神はなく、素朴なものなので、巧みな彫りのこの道祖神は出色の出来栄えである。しかし、古色は感じられず近代的な趣の像で、おそらく昭和以降の作と思われる。


2019.11.23                         羽ばたくオシドリ              地元の山の池にて
水に潜った後などにオシドリはよく羽ばたきます。羽ばたくオシドリ5態です。
くちばしが赤く、雌ではなくエクリプスです。
こちらは雌です。
秋が深まり池畔の草や木々は紅葉して美しいです。
よくオシドリは追いかけっこをします。おんぶするような2羽のオシドリです。


2019.11.20撮影          シロチドリ・ハマシギ・ミサゴ・トビ      他府県の河口付近の海岸にて
河口付近の砂浜の波打ち際にシロチドリがいました。この海岸では最もよく見かけるチドリです。
頭頂から後頭にかけて橙黄褐色の夏羽のシロチドリです。
シロチドリの幼鳥です。
 シロチドリの近くに10羽ほどのハマシギかいました。11月になるとチドリ・シギの種類は少なくなるのですが、ハマシギとシロチドリはよく見かけます。
海岸沿いの池でハジロカイツブリを撮っていると、頭の真上の上空をミサゴが飛んでいきました。
トビも飛んでいました。


2019.11.20撮影         ホオジロガモ♀・ウミアイサ・オナガガモなど  他府県の川の河口にて
 河口付近の川の真ん中に頭部か褐色のカモがいます。キンクロハジロの雌かなと思って望遠レンズで覗いてみると嘴の先端が黄色で虹彩は銀色です。ホオジロガモの雌です。
 別の川の河口付近にも頭部か褐色のカモがいました。嘴の先端の黄色がなく、虹彩は金色です。名前がわからず、家に帰って調べてみるとホオジロガモの雌の若鳥のようです。
 ホオジロガモの雌がいた川には5羽のウミウイサがいました。すべて頭部が茶褐色でした。雌と思われますが1羽は雄の若鳥(エクリプス)にも見えます。
 ホオジロガモの雌の若鳥がいた川の河口には多くの種類のかもが集まっていました。手前の4羽はオナガガモとスズガモです。後の2羽はオカヨシガモとマガモです。他にヒドリガモ・ホシハジロなどがいました。
オナガガモが飛び立ちました。


2019.11.20                  ハジロカイツブリ・ユリカモメ      他府県の海の近くの池と海岸にて
 他府県の海岸沿いの大きな池にアカハシバジロを撮りに行きました。残念ながらアカハシバジロは撮影できませんでしたが、5羽のハジロカイツブリを見つけました。
池から北に5qほど離れた海岸でもハジロカイツブリがいました。こちらは10羽もいました。
 飛んでいるユリカモメを撮影していると、魚をくわえているユリカモメを見つけました。銜えているところの写真はピンぼけでしたが、飲み込むところはピントが合いました。少し見えているのは魚の尾びれです。


2019.11.19                          キクイタダキ             県境近くの自然公園にて
 この公園では毎年、池畔の松に毎年キクイタダキが姿を見せます。今日は3羽のキクイタダキがいました。逆光で枝が多く、キクイタダキの動きも素早くなかなかよい写真は撮れませんでした。残念ながらキクイタダキの名前の由来の、黄色の頭央線が見られる写真はすべてピンぼけでした。
蛹のようなものを口にくわえています。


2019.11.18                            カワセミ              古民家のある公園にて
池からカワセミの独特の金属的な独特の甲高い声が聞こえました。池に行くと池の岸の石の上にいるカワセミを見つけました。
赤い口を開けて鳴いています。
池に飛び込むのを期待してじっと待っていたのですが、この後5分ほと動きませんでした。
低い姿勢を取って飛び込む気配を見せたのですが、羽を少し広げただけでまたもとの姿勢に戻りました。
次は風切羽を広げました。タシギやコチドリがこのように風切羽を広げるのは見たことがあるのですが、カワセミは初めてです。
しばらくすると向きを変えて飛んだのですが、水に飛び込まず、飛び去ってしまいました。


2019.11.17               道祖神50体(9)   古厩の道祖神
長野県安曇野市穂高有明古厩 「慶応3(1867)年」
 JR大糸線安曇追分駅の西にある江戸期の古厩原村の道祖神である。安曇野市の旧穂高町には彩色道祖神が15基あり、その中でも(6)矢原橋詰の道祖神とともに彩色道祖神の代表と言える像である。高さと幅70p、厚み20pの磨いた円形の石材の中に丸い彫り窪みをつくりその中に、互いに肩を組み、瓢と盃を持つ像高39pの男女の神を半肉彫りした祝言像である。

 昭和25年頃から彩色されていたものだという。女神はピンク色の打掛けで朱の瓢を持ち、男神は茶色の衣に黒い冠、茶色の盃を持つ。女神の髪をくくる元結と、男神の黒い冠の簪は白で引き締めている。白塗りの顔の目も上品に描いている。ふくよかな顔で五月人形を見るように美しい。


2019.11.16                     タヒバリ・ヒドリガモ                近くの川にて
この川には、毎年11月になればタヒバリが渡来します。今年もいつも来る川岸でタヒバリを見かけました。
 タヒバリを撮したあと、ヒドリガモの群れの中に混ざっているアメリカヒドリを捜しに行きました。残念ながらアメリカヒドリは見つからず、目の周りが緑がかったヒドリガモを撮っただけです。


2019.11.14                            オシドリ              地元の山の池にて
 今日は池の真ん中で数羽のオシドリが「ピュ ピュ ブュ ブュ」と鳴いていました。撮影していると1羽が飛び立ちました。水面すれすれの低空飛行で岸辺の木の下に降りました。
羽を前に広げて、脚も前に出して、ブレーキをかけるようにして飛び降ります。
 次の3枚ははオシドリの羽ばたきです。水に潜っているときはよく羽ばたくのですが、今日は羽ばたくオシドリ少なかったです。く
 この池のオシドリの撮影の魅力は水面の色や波の変化です。山の池のため木々の緑や紅葉が水面に映るのでバラエティーに富んだ水面とオシドリの写真が撮れます。


2019.11.12撮影              コマドリ・キマユムシクイ・アカハラ         大阪の都市公園にて
 この公園には毎年、春と秋に多くの種類の渡り鳥が渡りの途中、立ち寄ります。特に春はコマドリと秋はノゴマがよく立ち寄り、毎年、楽しみにしています。昨年に引き続いて今年は秋にもコマドリが来ました。春にも撮影しているので半年ぶりです。
 公園で多くのカメラマンが集まっていたのはコマドリの撮影場所意外にもう一ヶ所ありました。こちらは皆、カメラを斜め上に向けています。キマユムシクイの撮影です。キマユムシクイのこの公園への飛来は珍しいとのこと。
樹上で目まぐるしく動き回るのでファインダーに捕らえることさえままなりません。ようやくまともに撮れたのがこの画像です。
キマユムシクイと識別できるポイントは黄色の眉紋と2本の翼帯です。ピンぼけですが2本の翼帯が確認できる画像です。
コマドリがいる水飲み場にアカハラも下りて来ました。

2019.11.11             道祖神50体(8)   等々力西村の道祖神
長野県安曇野市穂高等々力 「弘化3(1846)年」
 JR穂高駅から2.5qほど東へ行くと大王わさび園がある。その途中にある集落が等々力である。古くからの豪族で江戸時代は大庄屋として力を持ていた等々力氏の拠点でり、本陣等々力家や白壁土蔵の家など歴史の重みを感じさせる集落である。この等々力には9基の道祖神が祀られている。白壁土蔵の側にも道祖神が安置されていて絶好のシャッターポイントもある。

 等々力の道祖神で最も優れた像が等々力の村の西にあるこの道祖神である。長円形の自然石に矩形の深い彫り窪みをつくり、その中に衣冠束帯、十二単で肩を組み手を取り合った男女の神を厚肉彫りに近く彫り出した秀作である。矩形の彫り窪みの上には唐破風の屋根を彫り出している。鬼瓦にはくねった「水」の字をいれ、その下に菊の花と枝を広げた松の木を彫っている。

 最初に行ったときは、朱や青、黒などの彩色の跡がうっすら残っていて、古代色を思わせる落ち着きを見せていた。数年後訪れたときには、衣装などが彩色され、水色や青などの色がうっすら着けられていた。


2019.11.10                             オシドリ              地元の山の池にて
地元の山の池でオシドリを撮影しました。7日に撮影した時より、光線の具合がよく、変化する水面が美しく撮れました。


2019.11.6.7.8撮影                     ジョウビタキ               古民家のある公園などにて
 今年はよくジョウビタキの鳴き声をよく聞きます。家の裏の空き地でも朝早くから鳴いています。最近、各地で撮影したジョウビタキです。
6日に古民家のある公園で撮影したジョウビタキです。昨年もこの場所でよくジョウビタキを見ました。
6日に古民家のある公園で撮影したジョウビタキの雌です。
7日に近くの大きなため池で撮影しました。
8日に古墳のある公園で撮影した雌です。この日はこの公園のいろいろな場所で5羽のジョウビタキを見ました。


2019.11.7                 オシドリ・カンムリカイツブリ     地元の山の池と近くの大きなため池にて
 地元の山の池でオシドリを撮影しました。今季初めてです。池の岸の木の陰から8羽のオシドリが出てきました。雄が2羽、エクリプスが2羽。雌が4羽いました。
山の池から、近くの大きなため池に行きました。カンムリカイツブリはまだいます。4年前までのように長期滞在すると良いのですが。
今日は池の真ん中にいて、岸に近づいてくれません。


2019.11.6             道祖神50体(6)   矢原橋詰の道祖神
長野県安曇野市穂高矢原 「元治元年(1864)年」
 安曇野の道祖神が観光客の人気を集めている理由の一つは(5)本村西村の道祖神のような衣冠束帯、十二単姿の整った端正な道祖神が多いことと、カラフルに彩色した道祖神が多いことである。その彩色道祖神の代表作と言えるのが旧穂高町の矢原の橋詰(はしのつめ)にあるこの道祖神である。県道310号線沿いの地元の旅行会社の営業所の横の路地を北へ入ってすぐの民家の生け垣の間にある柵をめぐらした屋形この道祖神が祀られている。

 碑高90pのお握りの形の石材に円形の彫りくぼみをつくり、その中に肩を抱き合い握手する衣冠束帯と十二単の男女の神を半肉彫りしたもので、共に像高53pで四頭身のプロポーションである。エメラルドのような光沢のある塗料で彩色されている。目もパッチリと口紅もきかせてあり、あどけなさも感じられ、幼い子供顔の雛人形を思わせる。

 像の下に「仲間中」、碑の裏に「元治元年甲子(1864)四月足日 矢原村」の刻銘がある。


道祖神50体(7)   矢原西村の道祖神
長野県安曇野市穂高矢原 「元治元年(1864)年」
 矢原には七体の双体道祖神があるがその内、橋詰の道祖神を含む3体が彩色道祖神である。橋詰の道祖神と共に見事な彩色の道祖神がこの西村の道祖神である。昭和50年に屋形が新築されたときに、村の洋画家の手で彩色されたものである。

 ピンク色の着物に青の打掛けで朱の瓢を持った女神と水色の衣に黒い冠、緑の盃を持った男神の祝言像で、男神には本来なかった八の字髭と顎髭か描かれている。男神の顔は肌色に彩色され、女神の頬は紅がほんのりきいている。彩色した人の近代的なセンスが光る彩色道祖神である。

 周囲に「甲元治元年子四月吉日、西村中」と装飾的な刻銘があり、黒い墨が入れられていて、全体を引き締めている。男女の神の像高は橋詰の道祖神よりやや低い48pである。


2019.11.5                        カンムリカイツブリ               近くの大きなため池にて
 昨年、ミコアイサの大群を撮影した近くの大きなため池に行きました。久しぶりにこの池でカンムリカイツブリを見ました。3年前から、改修工事が始まり水か少なくなって、姿を見せなくなっていました。
大きな魚を捕まえました。飲み込めないのか、3分間ほど何回もくわえ直していました。
近くにカイツブリもいました。


2019.11.2.3                          ミヤマホオジロ                山の上の桜園にて
11月2日、昨年に引き続いてミヤマホオジロが山の上の桜園にやって来ました。
草の実のようなものを食べています。
11月3日も昨日と同じ所にミヤマホオジロがいました。枝がたくさんある桜の木にとまっていたため、すべて枝かぶりです。


2019.11.1               キビタキ♀・柿とメジロ・キセキレイ         古民家のある公園にて
暗い林の中に3羽のキビタキがいました。すべて雌でした。
柿の実を食べにきたメジロです。


10月 12月