「フォトギャラリー 石仏と野鳥」 新版  2018年11月
 
10月 12月

2018.11.30撮影                オシドリ                地元の山の池にて
しばらくこの池ではオシドリを見ていなかったのですかが、今日夕方近くに、久しぶりに姿を見せました。
池畔の茂った木の下にいたのですが、遠くて日陰の暗い場所で、あまりよい写真は撮れませんでした。
水に潜った後、大きく羽ばたくオシドリです。

 
2018.11.30         続 田の神サア50選(49)   中村神社の田の神
鹿児島県薩摩川内市中村町飯母
 中村神社の田の神は俵の上に乗りシキをかぶり小槌とメシゲをかかげるようにもった大黒天との混合型の田の神である。大黒天は音韻や容姿の類似から大国主命と重ねて受け入れられるとともに、農村では豊作の神として信仰を深めていく、そのため田の神信仰は西日本では大黒天と結びついていった。田の神像の中にも、影響を受け、この像のように田の神像と大黒天を融合させた像が19世紀中期以降につくられ始めた。

 
続 田の神サア50選(50)   口輪野の田の神
鹿児島県霧島市国分川内口輪野  昭和7(1937)年
 昭和になっても、地元の石工によって田の神像は作られた。稚拙な像もあるが、伝統を引き継ぎながら近代的で個性的な田の神像も何体かつくられている。その中でも優れた田の神像が口輪野の田の神である。丸顔で庶民的な笑顔がすばらしい像である。石工は田端喜蔵で、昭和7(1937)年の作である。

2018.11.28撮影               ミヤマホオジロ           地元の山の上の桜園にて
桜園にミヤマホオジロを撮りに行きました。数羽のミヤマホオジロがいましたが、天気が悪くてよい写真は撮れませんでした。
撮ったミヤマホオジロの写真はすべて空抜けで、黄色が色あせて写りました。
雌のミヤマホオジロです。

2018.11.27撮影                 アトリ              丘陵地帯の小さな公園にて
桜園から丘陵地帯の小さな公園に向かいました。毎年、アトリの群れがやってくる場所です。
 この公園にはフウ(楓)の木が20本ほど植えられていてその実を食べに毎年、アトリやカワラヒワがやってきます。フウは赤くきれいに色づいていて、トゲのある球状の集合した実をつけていました。その実を突いて食べようとしているアトリです。
雌のアトリです。

2018.11.27撮影               ミヤマホオジロ           地元の山の上の桜園にて
この桜園では16日以来、ミヤマホオジロは見ていなかったのですが、今までと同じ場所に姿を姿を現してくれました。
桜の木の下の草の実を食べに来ているようで、近づくと桜の木にとまります。
しばらく桜の木にとまっていてしばらくすると背後の藪の中に消えていきました。
姿を見せたのは3羽で1羽は雌です。

2018.11.26撮影           ミコアイサ・キンクロハジロ        近くのため池にて
ミコアイサなどがいた近くのため池に行きました。キンクロハジロが大きなドングリのようなものを銜えていました。
銜えていたものを落としました。よく見るとタニシです。
落としたタニシを銜えなおしました。
数日前からいるミコアイサの雌orエクリプスです。

2018.11.26撮影            シメ・ニュウナイスズメ        古墳のある公園にて
 ルリビタキを撮りに古墳のある公園へ行きました。ルリビタキのポイントでは数人がカメラを構えていました。私は待ちきれず、諦めて公園をまわりました。大きな池の池畔の木々に10羽ほどのシメがとまっていました。この公園で群れているシメを見たのは初めてです。
羽づくろいをするシメです。
高い木の上の葉が落ちた枝に数羽のニュウナイスズメがとまっていました。

2018.11.24撮影           タヒバリ・ビンズイ・イソシギなど      地元の川と山の上の桜園にて
 地元の山の上の桜園と地元の河川へ行きました。桜園ではアリスイ・シメがとまっていた竹藪の枯れ枝にビンズイがとまっていました。帰りに河川の川岸でタヒバリを撮影しました。
タヒバリは草の種を食べていました。
竹の枯れ枝にとまったビンズイです。
ビンズイはタヒバリによく似ていますが、やや緑色がかった色で、目の後ろに白い部分があります。
その他、川ではイソシギ、桜園の公園でカシラダカを撮りました。

 
2018.11.23         続 田の神サア50選(46)   大角の田の神
鹿児島県薩摩郡さつま町虎居大角 「文化二年(1805)」
 薩摩川内市やさつま町には並立型田の神像から派生したと思われる女子像の田の神が10体以上見られる。女子像型の田の神の分布は並立型の田の神とほぼ一致していて、並立型で明らかに女子像を意識して彫ることが始まり、その女子像型だけが独立してつくられたと考えられる。
 女子像の田の神でよく知られてる田の神の一つがさつま町虎居にある大角の田の神である。自然石の前面を平らにして、舟形に彫り窪めて半肉彫りしたもので、髷を結い、その頭部に櫛をさしている。右手に小さなメシゲをたらして持つている。田の神サア50選で紹介した下狩宿の田の神と同じように長い袖での着物であるが袴は裁着け袴のように見え、華やかさはなく農作業姿のように見える。

 
続 田の神サア50選(47)   柊野下の田の神
鹿児島県薩摩郡さつま町柊野柊野下
 柊野下の田の神は下狩宿の田の神と同じく髷を結い長い袖での着物で袴をはき、手鏡のような小さなメシゲを持った女子像型の田の神像である。下狩宿の田の神のようなすらっとした姿ではなく4頭身で庶民的な雰囲気の田の神像である。

 
続 田の神サア50選(48)   春花橋付近の田の神
鹿児島県薩摩川内市陽成町中麦
 春花橋付近の田の神は春花橋付近の民家へ続く道の近くの斜面に祀られている。高さ60pほどの丸彫りの女子像型の田の神像で、椅子のようなものに腰掛けている。日本髪姿で着物を着て、右手にメシゲを持っている。おでこが広く小さな目でおちょぼ口の可愛い姿の田の神像である。

2018.11.21撮影            シメ・カシラダカ       地元の山の上の桜園にて
 午後から地元の山の上の桜園に行きました。16日にアリスイのとまっていた竹藪の枯れた竹の柄だに鳥影が見えました。アリスイと思って撮影したのですが、見直すとシメでした。空抜けの逆光のため露出補正しましたが、鮮やかな色にはなりませんでした。
桜園の近くの公園にはカシラダカがいました。

2018.11.21撮影          オシドリ・オナガガモ・シジュウカラ    大きなため池と古墳の堀にて
 今日は、古墳が多く集まった地域の大きなため池に行きました。カンムリカイツブリと2週間ほど前に見たハイタカが狙いだったのですが、どちらも見かけませんでした。池の奥の木や草の茂った岸にいつもオシドリがいるのですが、遠くてピントの合ったよい写真は撮れません。
少し近づいた所から撮ろうとするとオシドリは隠れてしまって、時々あらわれる数羽しか撮せませんでした。
 大きな古墳の堀にもよく、カンムリカイツブリやオシドリはいるのですが、カモはカルガモと1羽のオナガガモを見かけただけです。古墳の木々の緑が水面に映えて印象的なオナガガモの写真が撮れました。
小さなため池の近くの木の実を食べるシジュウカラです。

2018.11.20撮影       ミコアイサ・キンクロハジロ・メジロ    近くのため池と古民家のある公園にて
 今日は、昨日、ミコアイサなどがいた近くのため池と古民家のある公園に行きました。天気がよくミコアイサは昨日よりきれいに撮ることができました。雌と言うよりはエクリプスのように見えます。
水浴びや羽づくろいをしていました。
水浴びの後、大きく羽ばたきました。
ミコアイサとキンクロハジロです。キンクロハジロも昨日と同じく3羽いました。
ルリビタキを期待して古民家のある公園に行ったのですか、柿の実を食べるメジロしか撮影できませんでした。

2018.11.19撮影            ミコアイサ・ハシビロガモなど       近くのため池にて
 去年の秋、ハジロカイツブリのいたため池に行きました。ハジロカイツブリはいませんでしたがミコアイサの雌(もしくはエクリプス)がいました。小雨交じりの天候のため暗い解像度の低い写真しか撮れませんでした。
この池や近くの大きなため池では毎年、ミコアイサを見るのですが、最近は雌かエクリプスしか見ていません。
今年初めて見たハシビロガモです。毎年この池に多数渡来します。
キンクロハジロです。後の2羽は雌ですか手前はエクリプスかも。
近くの大きなため池にはヨシガモが来ていましたが、天気が悪くヨシガモ独特の鮮やかな色は撮せませんでした。

 
2018.11.18         続 田の神サア50選(42)   柿田橋の田の神
鹿児島県薩摩川内市陽成町本川
 旧川内市から旧串木野市にかけて見られる特色ある田の神像として一石双体の並立の田の神像があげられる。両市で44基確認されている(川内歴史資料館「川内の田の神」参照)。一石双体の並立の田の神像は烏帽子を被り袴着けが男像、シキ被り着流しが女像が一般的であるが、持ち物は杵・メシゲ・扇子・おにぎり・振り鈴などいろいろあり、複雑な変化が見られる。一石双体の並立の田の神像は旧川内市では水引町・網津町・陽成町などに多く像がある。
 陽成町の柿田橋の田の神も一石双対浮き彫り像で、一條殿の田の神などの陽成町の一石双体像の田の神と比べればやや小型で高さ63pで上部に日と月が彫られている。向かって左の像は笠状のシキを被り、着物を着て両手でメシゲを持つ。右の像は烏帽子をかぶり裃・袴姿で、右手に扇子、左手に握り飯を持つ。

 
続 田の神サア50選(43)   河内の田の神
鹿児島県いちき串木野市上名 河内 万延元年(1860)
 薩摩川内市に接するいちき串木野市にも一石双体の並立の田の神像が多くある。河内の田の神は高さ1mを超える方形の石材に笠状のシキを被った大きなメシゲを持った像と烏帽子姿で両手で笏を持った神官姿の像を半肉彫りした一石双体の並立の田の神像である。顔はともに風化が進んでいて表情はわからない、衣装などの表現は形式的で写実性に乏しい。しかし、それがこけし人形のような素朴な味わいとなっていて味わいがある。

 
続 田の神サア50選(44)   福薗の田の神
鹿児島県いちき串木野市生福 福薗 「文久2年(1862)」
 旧串木野市の一石双体並立の田の神像は旧川内市の像と比べると、彫りが深く、浮き彫りというより半肉彫りでより立体的な表現になっている。神楽鈴(振り鈴)を持った像とあご紐のついたシキをかぶり、メシゲを持つ像の組み合わせの田の神がこの地方では多く見られる。福薗の田の神と鏑楠の田の神などかそれである。
 福薗の田の神は南方神社の二つの鳥居の前にあり、将棋の駒のような形の石材の三角にとがった部分と台座を残して、その間に右手に神楽鈴を持った僧姿の神とシキをかぶりメシゲと飯椀を持った神を半肉彫りしたもので、石材の大きさは1mを越える大型の像でが迫力がある。
 旧川内市内の一石双体の並立の田の神像はシキをかぶりメシゲを持った着物姿の像が女神、烏帽子をかぶった像を男神とするのが一般的であるが、雑多な変化があり、両方と男神と思えるものも見られ、一概に言えない。福薗の田の神はシキ被りメシゲ持ちの像は裁着け袴を着けているので男神に見え、着物姿の神楽鈴持ち像が女神らしく見えるが、神楽鈴持ち像は坊主頭のように見え何とも言えない。

 
続 田の神サア50選(45)   鏑楠の田の神
鹿児島県いちき串木野市生福 鏑楠 「天保13年(1842)」
 鏑楠(てきなん)の田の神は市の文化財に指定されている一石双体の並立の田の神像で、高さ1mほどの方形の石材に台座を残して、並立で2~を浮き彫りしたものである。
 右神はシキをかぶり、右手にメシゲ、左手に椀を持ち、左~は大きな神楽鈴を両手で抱えるように持ち、髪を大垂髪(おすべらかし)にしている。右~は男神、左神は女神であることは明らかで、厚肉彫りで写実的な表現の優れた一石双体の並立の田の神像である。

2018.11.14撮影     シロチドリ・ハマシギ・セグロカモメ幼鳥など    三重県の川の河口付近にて
 今日(17日)は地元のハイキングコースを登りました。アカゲラ・ルリビタキ♀などを見たのですが、カメラのピントがなかなか合わず証拠写真も撮れませんでした。着いた山の池にはオシドリの気配もなくさんざんな半日でした。そこで14日の三重県で撮影したシロチドリなどをアップしました。
 ハマシギとともにシロチドリも河口付近の砂浜をに多数いました。シロチドリやハマシギが群れとなって行動していました。最初にシロチドリを見かけて撮影しようとしたら一斉に飛び上がりました。撮った写真を見直すとシロチドリとハマシギの混群でした。
その後、20mほど離れた砂浜に降り立ちました。
しばらくするとハマシギは近くのハマシギの群れに合流し、シロチドリだけが残りました。
やかでシロチドリは砂浜に座り込みました。
群れから離れて、波打ち際にいたシロチドリです。
 最初に行った川の河口付近の干潟には多数のユリカモメがいました。その中に数羽のセグロカモメとウミネコが混ざっていました。セグロカモメの1羽は幼鳥で茶色いものを銜えていました。

2018.11.16撮影            アリスイ・ミヤマホオジロ       地元の山の上の桜園にて
 桜園の隣の竹藪から「クイクイクイ‥‥」と大きな鳥の声が聞こえました。初めはモズの高鳴きかなと思ったのですが、少し違うようです。姿も尾羽があまり長くなく、モズとは違うようです。望遠レンズで覗いてみるとアリスイでした。
今年の4月にもこの桜園の公園でアリスイを撮影しています。北国から戻って来てくれたようです。
ミヤマホオジロは昨日見なかったのですが、今日は1羽姿を見せてくれました。

2018.11.14撮影         ハマシギ・ダイゼン・ウミアイサ♀      三重県の川の河口付近にて
 三重県の三重県の3河川の河口付近の干潟や砂浜をまわりました。3ヶ所でハマシギの群れを見ました。最初に行った砂浜では波打ち際で振り返るように顔を体の中に埋めて休んでいる約40羽ほどのハマシギの群れを見つけました。10分ほど待っていると1羽のハマシギが飛んできて、群れの中に入りました。その時、ようやく顔を上げて前を向いてくれました。
佇んでいる群れの近くで、波が来る中で採食するハマシギです。
 次に訪れた川の河口の海に突き出た石積みの上にハマシギの大群がいました。今年の春、オオソリハシシギとハマシギの群れを撮影した所です。一部のハマシギが飛び上がった瞬間です。撮った写真を見るとその時気づきませんでしたが、2羽のダイゼンが群れに交ざっていました。
飛び上がったハマシギはしばらく上空を飛んで元の場所に戻りました。
ダイゼンを中心にトリミングした画像です。
海に突き出た石積みの近くにはウミアイサの雌がいました。

2018.11.14撮影            ダイゼン・オオソリハシシギ       三重県の河口付近の砂浜にて
  ネットで三重県のオオホシハジロがアップされているのを見て、昨年オオホシハジロを撮影した三重県の川の河口へ行きました。しかし、オオホシバジロは見ることができませんでした。チシギ類はさすがに旅鳥が少なく、冬鳥や留鳥のハマシギとシロチドリ・ダイゼンが目立ちました。ダイゼンは顔から腹に掛けて黒い夏羽は見られず、すべて冬羽です。
ダイゼンは波打ち際で海藻のようなものを食べていました。
また5羽ほどのダイゼンが防波堤がわりの石積みにいました。初め顔を埋めているオオソリハシシギには気づきませんでした。
しばらくすると、顔を埋めていたオオソリハシシギが反った嘴を見せました。
オオソリハシシギは旅鳥ですが、まだ残っていたようです。

 
2018.11.13         続 田の神サア50選(40)   山口の田の神
鹿児島県薩摩川内市入来町副田山口
 薩摩川内市入来町には自然石に舟形や四角形の彫りくぼみを作り、右手にメシゲ、左手に閉じた扇子を持つ農民風の像を浮き彫りする田の神が多くある(入来地方石碑型)。田の神サア50選に載せた鹿子田の田の神や栗下の田の神などが入来地方石碑型の典型で1771年と17769年の明和年間の作である。山口の田の神も入来地方石碑型の田の神で、被っているシキがおかっぱ頭のようになっていて、かわいい女の子に見える秀作である。

 
続 田の神サア50選(41)   堂園の田の神
鹿児島県薩摩川内市入来町浦之名 堂園
 堂園の田の神も、右手にメシゲ、左手に閉じた扇子を持つ農民風の入来地方石碑型田の神であるが、他の入来地方石碑型田の神と違って陣笠のようなシキをかぶった細長い顔の田の神像である。

2018.11.12撮影                ミヤマホオジロ       地元の山の上の桜園にて
今日は午前中、1時間ほど山の上の桜園で過ごしました。今日も雄雌2羽ずつ、4羽のミヤマホオジロがいました。
枝かぶりや空抜けのないよい場所にとまってくれました。
飛ぼうとする瞬間です。
もう1羽の雄です。目の横に涙のようなできものがあります。
時々、木の下に降りてクサの実を食べます。
黄色いクサの実を食べる雌
雌も撮りやすいところにとまってくれました。

2018.11.11撮影             ノゴマ・ミヤマホオジロ   古墳のある公園と地元の山の上の桜園にて
昨日アップした11日撮影のノゴマの写真の続きです。ノゴマは小さな石の上に立って周りを見渡しています。
昼からはミヤマホオジロのいる桜園に行きました。
ミヤマホオジロは雄、雌それぞれ2羽いました。
時々下に降りてきて草の実を食べています。
ミヤマホオジロの雌です。

2018.11.11撮影                  ノゴマ                古墳のある公園にて
 ノゴマがこの公園に入ってから1週間たってもまだ滞在しています。コスモス畑の近くの生け垣の茂みにいて、時々、コスモス畑にあらわれイモムシを採食しています。今日は前の時よりよく姿を見せます。心なしか、6日に撮影したときより太ったような気がします。

2018.11.10撮影            ミヤマホオジロ・ヤマガラ          地元の山の上の桜園にて
 今日は地元の山から山道を歩いて上の桜園に行きました。地元の山ではルリビタキを期待していたのですが、まだ来ていません。桜園は初めは鳥の気配がなかったのですが、しばらくすると桜園の隣の杉の森から3羽のミヤマホオジロがとんてきました。
 枝かぶりや空抜けでなかなかよい写真が撮れなかったのですが、雄が昨日と同じようにうまく背景が黄葉になっている枝にとまってくれました。
しばらく同じ枝にとまっていて、羽づくろいもしていました。
今日も雌はよい写真が撮れませんでした。
ヤマガラが柿の実を食べていました。

2018.11.9撮影              ミヤマホオジロ          地元の山の上の桜園にて
 久しぶりに地元の山の上の桜園に行きました。例年、冬場にウソを撮影にこの桜園を訪れているのですが、今年は、春や秋も訪れました。その結果、様々なヒタキ類やムシクイを撮影できました。
 桜の芽はででいないのでウソは期待できず、冬鳥のアトリでもと思っていたのですが、期待していなかったミヤマホオジロがいました。この桜園で初めて見たミヤマホオジロです。雌2羽と雄1羽がいました。
 近づくと3羽が地面から桜の木に飛び移りました。枝かぶりであまりよい写真が撮れず、しばらく別の桜園に行き戻ってくると、枝かぶりにならないところに雄、雌ともとまっていました。特に雄は背景が黄葉でよい写真が撮れました
厳しい目つきで採食しようとしているミヤマホオジロです。
雌のミヤマホオジロの撮影はすべて空抜けで、露出補正で撮りました。

2018.11.8撮影              メジロ・ニュウナイスズメ            古墳のある公園にて
 まだ、ノゴマはいますが、所用で時間がなく、じっくりノゴマが出るまで待つことはできませんでした。撮影したのは柿を食べるメジロと高い木の上にとまったニュウナイスズメです。

2018.11.7撮影                   タゲリ              少し遠い水田地帯にて
 何時も行く田んぼより少し遠い水田地帯にタゲリを撮影に行きました。6羽ほどのタゲリが見られました。かたまらずそれそれ少し離れていて、1羽ずつしか撮せませんでした。光の具合がよく、赤紫色や緑色や青色などの金属光沢が美しかったです。

2018.11.6撮影                ノゴマ・アオジ          古墳のある公園にて
 この公園ではノゴマは珍しく、秋に渡り途中に数日、滞在するのみです。去年は見かけませんでした。今年はコスモス畑の近くの生け垣の茂みに2日前から姿を見せました。
時々、生け垣の茂みから出てきて、コスモスの花畑の中に入ります。茂みからコスモス畑に向かおうとしている所です。
この後、コスモスの茂みの中に入り、すぐに飛んで生け垣の茂みに戻りました。
2羽のアオジも姿を姿を見せました。1羽は口を開けて舌を見せています

2018.11.5撮影         シメ・ジョウビタキ・ビンズイ・ムシクイ       古墳のある公園にて
11月に入り冬鳥も見かけるようになりました。今日はこの秋初めてシメを見ました。
最もよく見かける冬鳥はジョウビタキです。木のてっぺんにとまったジョウビタキです。
ビンズイはここでは冬鳥です。口を大きく開けて鳴いてていました。
夏鳥のムシクイはまだいてます。今年はムシクイの当たり年か、各地でよく見かけます。オオムシクイかメボソムシクイと思われます。

2018.11.4撮影               ジョウビタキ♀        地元の山にて
 ジョウビタキが2週間ほど前から家の裏の空き地で鳴いていま。今日は朝の6時頃から鳴き声が聞こえました。何回か撮りましたが電線や屋根・フェンスなどにとまった所しか撮影できませんでした。このジョウビタキ雌は何時も行く地元の山で撮ったものです。
イモムシを捕まえたところです。
地面に降りて、先ほど食べたものより大きいイモムシを見つけました。
屈むようにしてイモムシを銜えました。
ジョウビタキのいた近くの木にはホオジロの雌がいました。

 
2018.11.3          続 田の神サア50選(36)   下浦の田の神
宮崎県えびの市真幸下浦
 鹿児島県と接する宮崎県のえびの市には、メシゲや椀、スリコギ、杵などを持った田の神像が多くある。多くは田の神舞を舞っている像であると思えるが、神職や僧というよりはいかにも農民といった姿が多く、「宮崎の田の神像」(鉱脈叢書)の作者青山幹雄氏はこれらの像を内竪梅木の田の神などの神官型(神像型)に対して農民型としている。
 京町温泉駅の南の集落、下浦の入口近くの道の横の竹藪の前に下浦の田の神が祀られている。襷がけで、左足を一歩踏み込み、メシゲを両手でしっかり持って田の神舞を踊る農民型の田の神像である。大きな額と、団子鼻が印象的である。着物は赤と緑に、頭にかぶるシキは赤に鮮やかに彩色されていて、目鼻は黒で描かれている。「宮崎の田の神像」(鉱脈叢書)で亡くなった上方落語の桂枝雀を思わせる好々爺といった顔のこの田の神の写真を見て、是非とも見たいと訪れたのであるが、白塗りし目鼻を描いているため、表情はきつくなっていて、印象は少し違った。

 
続 田の神サア50選(37)   東原田八幡の田の神
宮崎県えびの市原田八幡
 えびの市飯野の五日市の南東に八幡岳と言う小さな山があり、寺と公園になっている。その麓の小さな集落が八幡である。八幡の西の田園地帯の中に小さな墓地があり、その墓地の前に、このかわいらしい2体の農民型の田の神像がある。
 右の像、高さ54pで、幅55pほどの2俵の大きな俵を背負っていて、俵2俵の高さは、背の高さとほぼ同じである。顔と胸、手は白く塗られていて、右手に赤いメシゲを左手に白に塗られた椀(握り飯に見える)を持つ。 左の像は高さ46pほどで、頭にシキをかぶり、右手に赤いメシゲを、左手に大きな赤い椀を持つ。白塗りの顔は、目と眉毛は黒く、口は赤く塗っていて、垂れ目の目と、赤い頬と口がかわいらしい。

 
続 田の神サア50選(38)   梅ヶ久保の田の神
宮崎県西諸県郡高原町西麓梅ヶ久保
 高原町から野尻町へ向かう、県道29号線が越(後川内越)方面へ行く道と分かれる三叉路を過ぎてすぐ斜め左の細い道を入ると梅ヶ久保の集落である。その小さな集落を通り過ぎ突き当たった所を右折して農道を下ると岩瀬川にそった水田地帯になる。その水田地帯の真ん中に梅ヶ久保の田の神がある。
 農民型の田の神で、シキを阿弥陀にかぶり、右手にメシゲ、左手に杵を持ち右足を一歩踏み出した立像である。農民型の田の神の多くは田の神舞を踊る姿を表していると思われるが、ほとんどは棒立ちの姿でこのように動きのある田の神は珍しい。田の中で力強く一歩踏み出すこの田の神の姿は印象的で心に残る。

 
続 田の神サア50選(39)   並木の田の神
宮崎県西諸県郡高原町西麓並木
 JR吉都線「高原」駅、南西1.1qの水路脇にこの田の神は祀られている。台座の上に安座する像高100pの田の神で、シキを阿弥陀にかぶり右手にメシゲ、左手に枡を持つ。銘はなく制作年は不明であるが、かたわらの水神碑銘には「嘉永三年戌七月廿一日」とある。
 嘉永3年(1850)に完成した下川原開田を記念し、その工事の奉行であった平島平太左衛門に似せて作らせたという伝承がある。そのため、平島田の神ともいう。味わい深い顔をした田の神である。農民型というより僧型といえる田の神像である。

2018.11.1撮影               オシドリ・エゾビタキ        地元の山のハイキングコースと池にて
昨日アップしたオシドリの続きです。オシドリは水浴びを始めました。小さく羽ばたいて水浴びしているのはエクリプスです。
水浴びの後、大きく羽ばたくオシドリです。
山の池の近くの林でエゾビタキを撮りました。
この秋はよくエゾビタキを見かけます。この山で撮影したのは3回目です。

2018.11.1撮影               アカゲラ・オシドリ        地元の山のハイキングコースと池にて
 今日はハイキングコースを歩いて地元の山の池に行きました。ハイキングコースではよくアオゲラやアカゲラの鳴き声を聞きます。今日もアカゲラの鳴き声が聞こえました。行きは声を聞いただけですが、帰りにアカゲラの姿を見ました。少し遠いですか撮影することができました。
山の池の橋の上でオシドリがあらわれるのを待っていると、池の岸近くにいる1羽のオシドリを見つけました。
オシドリはゆっくりと泳いで対岸へ行きました。
オシドリが対岸に着くと、数羽のオシドリがあらわれました。左端は雌ではなく嘴が赤くエクリプスです。

10月 12月