Photo Gallery「石仏と野鳥」新版 2022年3月
 

 
2月 4月



令和4年3月30日撮影  近くの広い公園と山の上の公園にて
寒緋桜と染井吉野にメジロ・ジョウビタキ♀・ウグイス
 広い公園のあちこちにある桜(染井吉野)が満開間近です。早咲きの桜の寒緋桜もまだ散らずに咲いていて、メジロが寒緋桜と染井吉野を行き来していました。
ジョウビタキ♀が木の枝にとまって鳴いていました。
 午後は家族と一緒に地元の山の上の公園に花見に行きました。ピンク色が目立つ桜が6カ所ある桜園で満開です。いつもならメジロとともに桜をちぎって蜜を吸うアトリをよく見かけるのですが、今年は秋の終わりからこの公園ではアトリをまったく見かけていません。花見の合間に撮影できたのは葛の蔓が絡まったブッシュで鳴いているウグイスだけです。



   
令和4年3月29日撮影  古民家のある公園にて
ジョウビタキ・イカル・シロハラ・桜にメジロ
 この公園にはルリビタキを目的できたのですが、高い山に行ってしまったのか、姿が見られません。しかし、冬鳥のジョウビタキはまだあちこちにいます。
イカルが林の中の低い木の枝にとまっていました。重なった木の枝が邪魔になって、全身を写せませんでした。
この公園でもソメイヨシノが七分咲きで、メジロが花の蜜を求めて来ています。
シロハラも公園のあちこちにいて、林の下の落ち葉の中でガサガサしています。



   
令和4年3月28日撮影  地元の山の上の公園と近くの山の公園にて
ウグイス・桜にメジロ・イカル
 山の上の公園の桜園のあちこちでウグイスの鳴き声が聞こえますがなかなか姿を見られません。この日は葛の蔓が絡まったブッシュにいるウグイスを見つけて撮影できました。
 河津桜など早咲きの桜は多くが散ってしまいましたが、他の桜が次々と咲き始めて、公園や桜園はピンクに染まり始めました。それらの桜にもメジロが来ています。これらの桜はピンク色が濃く、ソメイヨシノではないような気がするのですが。
 山の上の公園から谷を隔てた向かいの山の公園に行きました。高い木の上の枝にイカルが数羽とまっていました。遠くてまともに撮れず何とか大きくトリミングしてこの画像です。
 この公園ではソメイヨシノが七分咲きです。メジロが嘴とそのまわりを花粉でオレンジ色にして蜜を吸っています。



   
令和4年3月27日撮影  地元と近くの川にて
チョウゲンボウ・タヒバリ・イソシギ・イカルチドリ
チョウゲンボウが毎年、子育てする場所に行きました。施設の屋上に2羽のチョウゲンボウがいました。
右側のチョウゲンボウの頭部が青灰色に見えるので右側が雄と思われます。
左側のチョウゲンボウです。こちらも頭部は青灰色に見えます。
右側のチョウゲンボウです。
 右側のチョウゲンボウは途中で飛び去り、しばらくすると戻って来て、左側のチョウゲンボウの上に乗ろうとしました。しかし、1秒もたたないうちに離れました。
チョウゲンボウを撮影した後、近くの川に行きました。コンクリートの護岸にタヒバリがいました。
イソシギはこの川では最もよく見るシギです。
 イカルチドリもこの川の河原でよく見かけます。5年前までは10羽を越える群れを見かけたのですが、最近は2、3羽しか見られません。この日も1羽だけでした。



   
令和4年3月24日撮影  古民家のある公園にて
ルリビタキ・ジョウビタキ・カワラヒワ・小彼岸桜と紅梅にメジロ
前日と同じ木の枝にルリビタキ♂がとまっていました。前日と同じく近くでは写せませんでした。
この冬この公園でよく見かけたルリビタキ♀です。
ジョウビタキ♂が目の前にいました。
いつもこの場所でよく見るジョウビタキ♀です。
カワラヒワです。
 公園の小彼岸桜が七分咲きです。梅園では白梅は散り始めましたがピンク色の紅梅が満開です。その小彼岸桜と紅梅にメジロが蜜を求めて来ています。



   
令和4年3月23日  古民家のある公園にて
トラツグミ・ルリビタキ・ジョウビタキ
公園の遊歩道の石段の外れにトラツグミがいました。
 このシーズン、この公園での初めてのルリビタキ♂です。毎年、この公園でルリビタキ♂を撮影しているのですが、このシーズンは雌しか写していませんでした。
ジョウビタキは公園のあちこちにいました。3カ所でジョウビタキ♂を撮影しました。



   
令和4年3月21日  地元の山の上の公園にて
河津桜にメジロ
 河津桜は少し緑の葉が目立つようになり、花が散り始めています。メジロ山の林で鳴いていて数羽が、河津桜の蜜を吸いに時々降りてきます。



   
令和4年3月20日  地元の山の上の公園にて
カシラダカ・桜と梅にメジロ
今日は雨模様で撮影に行きませんでした。そこで20日に撮影した山の上の公園で撮影したカシラダカとメジロを載せました。
 毎年、姿を見せるウソやトラツグミを撮ろうとこの公園に通っているのですが、今年は見ることができません。トラツグミが出たという桜園で末構えていたのですが、あらわれたのはカシラダカでした。
何カ所で早咲きの桜が咲いていて、そこにメジロが蜜を求めて来ています。
桜園に桜に混じって梅の木があり、その梅にもメジロが数羽のメジロが来ていました。



   
令和4年3月19日撮影  地元の山の上の公園にて
ジョウビタキ♀・河津桜にメジロ
一番上の桜園で最近よく姿をみせるジョウビタキ雌です。
山の公園の90本ほどある河津桜は満開です。メジロは満開の花に隠れてなかなか撮れません。



   
令和4年3月19日  地元の山のため池と山の上の公園にて
オシドリ・桜にメジロ
地元の山のため池のオシドリです。
山の上の公園の桜園の早咲きの桜(ヒガンザクラの一種?)のメジロです。



   
令和4年3月15日撮影  地元の山のため池にて
オシドリ
15日に撮影した地元の山のため池のオシドリです。



   
令和4年3月16日撮影  地元の山の上の公園と近くの山にて
河津桜と彼岸桜にメジロ・クロジ♀・ルリビタキ・シロハラ
公園の河津桜が七分咲きです。15日は河津桜に来たメジロをうまく撮れなかったのですが、今日は何とか撮影できました。
この公園では何種類かの早咲きの桜が咲いてこれらにもメジロが来ています。この桜は彼岸桜の一種と思うのですが。
 帰りに近くの山に寄りました。最近この山へ来てもクロジは姿を見ることができなかったのですが、今日は雌ですが姿を見せてくれました。
相変わらずここのルリビタキは愛想がよく、しばらく待つと必ずあらわれます。
シロハラはまわりを気にせず悠々と餌を食べています。



   
令和4年3月15日  地元の山の上の公園にて
桜にメジロ
 ここ数日の暖かさで、数日前まで蕾だった早咲きの桜が咲き始めました。ヒヨドリが桜の花の中を鳴きながら飛び回っています。メジロもヒヨドリに遠慮しながらも桜の花の蜜を吸いに来ています。



   
令和4年3月13日  大野川流域の磨崖仏 (1)
 
大野川流域の磨崖仏
 大分県は磨崖仏の宝庫である。臼杵磨崖仏・熊野磨崖仏をはじめ、70箇所以上もあり、その1/4以上は、国指定の特別史跡・史跡・国宝・重要文化財・県指定史跡になっており国内の主要な磨崖仏の大半は大分県にあると言っても過言でない。

 大分県の磨崖仏の所在地は、大きく3地区に分けることができる。その中で一般に知られているのが、熊野磨崖仏を中心とした県北部の宇佐・国東半島地区と臼杵磨崖仏を中心とした県南部臼杵地区である。もう一つが、県中部の大野川流域地区である。

 大野川の下流は大分市で国の史跡・重要文化財に指定されている元町磨崖仏・高瀬磨崖仏などがある。中流・上流域は豊後大野市と竹田市で国の史跡・重文に指定されている菅尾磨崖仏や、テレビのコマーシャルで全国的に知られるようになった県指定史跡の普光寺磨崖仏などがある。

 このページはこの豊後大野市・竹田市の磨崖仏を取り上げている。菅尾磨崖仏・宮迫東磨崖仏・宮迫西磨崖仏は平安時代後期の、普光寺磨崖仏は鎌倉時代の磨崖仏で、三重氏・緒方氏・大野氏などの武士化した在地領主と深い関係があると考えられる。

  これらの在地領主は宇佐八幡宮大宮司職をめぐって宇佐氏と争い敗退した宇佐大宮司家 大神氏が宇佐八幡宮関係の荘園に入り込み在地領主化したもので、これらの在地領主が荘民への信仰対象として、磨崖仏や寺院を造立したものであると考えられる。

 これらの磨崖仏の作者として「日羅」の名が伝説的作者として伝わっているが、日羅は実在の僧ではなく、造立の責任者を仮に名付けたものであり、造立者は大神氏の庶流であり、その経済力は宇佐八幡宮の神宮寺である弥勒寺を母胎にしていると考えられる。

 国東半島の寺々は伝説的作者として「仁聞菩薩」の名かでてくるが、これは宇佐宮宇佐氏が建てた寺々で、 それに対して臼杵と大野川流域の石仏は主に弥勒寺大神氏がたてたのであろう。

 また、豊後大野市・竹田市には上坂田磨崖仏や瑞光庵磨崖仏のような江戸時代の庶民のエネルギーを感じさせるユニークで迫力のある磨崖仏もあり、興味深い。江戸時代の磨崖仏は大野川流域以外では臼杵市中尾の払川磨崖仏、佐伯市宇目の田野磨崖仏などがある。



大野川流域の磨崖仏(1) 菅尾磨崖仏
大分県豊後大野市三重町浅瀬乙黒 「平安時代後期」
薬師如来・阿弥陀如来
阿弥陀如来
薬師如来
千手観音
十一面観音
多聞天
 豊肥本線菅尾駅の北西1.5q、徒歩20分。小高い山の中腹に覆堂があり、向かって右から千手観音・薬師・阿弥陀・十一面観音と多聞天(これだけ半肉彫り)の五体の磨崖仏が刻まれている。 千手観音から十一面観音までの四像は丸彫りに近い厚肉彫りで、臼杵石仏とならぶ木彫的な藤原調の石仏として知られている。

 千手観音は像高198pで裳懸座に座る座像で、膝元で禅定印で宝珠を持つ手と胸元で合掌する手、顔の横で錫杖と三叉戟を持つ手の6臂を大きく表して、他の手を膝元と体の後ろに小さく表すことによって見事にまとめている。十一面観音も裳懸座に座る座像で、右手に蓮花、左手に数珠を持つ。

 この磨崖仏は昔から「岩権現」といわれており、紀州熊野権現を勧請したもので、4像は熊野権現の本地仏である。国の史跡で重要文化財に指定されている。



令和4年3月14日  大野川流域の磨崖仏 (2)
 
大野川流域の磨崖仏(2) 宮迫東磨崖仏
大分県豊後大野市久士知 「平安後期」
大日如来
不動明王
持国天像
  豊肥本線緒方駅南約2.5q、徒歩30分。近くには豊後のナイアガラとよばれる原尻の滝がある。低い丘陵斜面の東南に彫られた石窟の奥壁に、大日如来と伝えられている如来形座像を中尊として右に不動明王立像、左に持国天像を厚肉彫りする。その左右の壁面に一体は破損しているが、仁王立像の半肉彫り像が刻まれている。

   中尊の如来像は臼杵のホキ阿弥陀像に比肩する巨像であるが、 ホキ阿弥陀如来のような森厳さはなく、茫洋としていて、親しみを覚える。大陸的な風貌で、どことなく東大寺三月堂の梵天像に雰囲気が似ている。 この像は、右手施無畏印、 左手与願印であるから、釈迦如来、または薬師如来か阿弥陀如来と考えられるが、豊後地方では如来形大日と伝えられるものがあり、熊野磨崖仏大日如来、 元町磨崖仏如来形像とともにこの本尊もその一つである。国指定史跡。<



   
令和4年3月12日  地元の山の上の公園にて
エナガ・シジュウカラ・メジロ・カシラダカ・ウグイス
 山の上の公園は目当てのウソやミヤマホオジロはいませんでしたが、珍しく鳥の数や種類は多くウグイスやカシラダカなど撮影しました。
エナガとメジロ・コゲラの混群が木から木へと飛び移っていました。その中のエナガです。
エナガとメジロなどの混群にジョウビタキが1羽混ざっていました。メジロとジョウビタキです。
この冬は毎年よく見かけるカシラダカの群れを見たことがありません。今日ようやく、5羽のカシラダカを見ました。
 半月ほど前まで、草原や藪の中で笹鳴きをしていたウグイスが、あちこちで木の上に上がって「ホケキョ ケキョ」と囀り始めました。しかし、笹鳴きの時と同じように姿を見られず、苦戦してやっとこさ撮ったウグイスです。



   
令和4年2月25日撮影  隣の県の海岸にて
ミヤコドリ・ユリカモメ・ズグロカモメ・セグロカモメ
この2日間、どこへも行けなかったので、2月25日に撮影したミヤコドリとカモメ類のまだアップしていない写真を載せました。
ミヤコドリとユリカモメの群れが干潟から飛び立ちました。
ミコアイサの群れはユリカモメの群れと別れて上空を旋回しまた干潟に戻りました。
ズグロカモメはこの時初めて見ました。
ズグロカモメはセグロカモメの隣で羽ばたきました。



   
令和4年3月9日撮影  近くのため池と古民家のある公園にて
ハシビロガモ・ミコアイサ♀・アトリ・ルリビタキ♀
公園に行く前に「ミコアイサは渡って行ったかもしれない。」と思いながらミコアイサのよくいた2つのため池に寄りました。
 1つのため池ではハシビロガモが群れになって嘴を水面につけて、ぐるぐる回りにながらお食事中でした。もう一つのため池では多くのハシビロガモが岸でお休み中です。カメラを向けると気配を感じてハシビロガモは池の中央に向かって飛び立ち着水しました。
池の奥に1羽の白い小さなカモを見つけて、カメラを向けてみるとミコアイサの雌でした。
 古民家のある公園の梅は五分咲きでした。ねらいは梅に来るメジロだったのですが、姿を見せませんでした。撮影したのはアトリとルリビタキの雌だけでした。
ルリビタキ♀は暗い林の中にいました。



   
令和4年3月8日撮影  近くの広い公園にて
ヨシガモ・ルリビタキ・ビンズイ
オカヨシガモの雄と思ってカメラを向けたのですが、撮ってみるとヨシガモの雌でした。
離れた場所にはヨシガモ♂もいました。
トラツグミのポイントにいるルリビタキ♀です。トラツグミは少し離れた林の中にいたそうですが、この日も撮影できませんでした。
ルリビタキ♂もいました。撮りやすいところにはとまってくれませんでした。
ビンズイもいました。



   
令和4年3月4日・5日撮影 地元の山のため池にて
オシドリなど
4日・5日に撮影した地元の山のため池のオシドリです。数は少なくなりましたがいつ来てもオシドリは見られます。
4日に撮影したオシドリです。キンクロハジロ♀・ホシハジロ♀もいました。
オシドリが次々と羽ばたきました。
5日に撮影したオシドリです。



   
令和4年3月3日撮影  近くの広い公園にて
ルリビタキ♀
 3日に撮影したルリビタキ♀です。トラツグミを撮ろうとこの公園に来たのですが、トラツグミのポイントに着いた時はトラツグミが出た後でした。トラツグミは撮影できず、同じ場所にいて、時々あらわれるルリビタキ♀を撮って1時間以上過ごしました。



   
令和4年3月1日撮影  地元の山の上の公園にて
ルリビタキ♀
 山の上の公園の桜園は相変わらず鳥影少なく、いつも冬になっると撮影していたウソもミヤマホオジロも見られません。その中で見られるのはルリビタキの雌です。
地面を嘴で突いて何かを食べたようで、嘴に土がついています。



   
令和4年3月1日撮影  近の山にて
ルリビタキ・ヤマガラ・シロハラ
 山の上の公園の帰りに近くの山にルリビタキとクロジを撮りに行きました。クロジはあらわれませんでしたが、ルリビタキはいつものように愛想をふるまいてくれました。
クロジはいませんでしたが、いつものようにシロハラは数回、姿を見せました。
ヤマガラが飛んできて切り株にとまりました。


2月 4月