「フォトギャラリー 石仏と野鳥」 新版  2019年5月
 令和元年5月20日

 
4月


 
2019.5.20          磨崖仏100選(75)   觜崎屏風岩地蔵磨崖仏
兵庫県たつの市新宮町觜崎  「文和3年(1354) 南北朝時代」
 觜崎(はしさき)屏風岩地蔵磨崖仏は兵庫県の揖保川沿いの屏風岩とよばれる大岩壁に彫刻された磨崖仏である。

 船型の彫り窪みの中に高さ203pの地蔵立像を厚肉彫りする。彫りの深い大きな顔で肩幅も広く、重厚な表現で、左手に錫杖、左手に宝珠を持ち沓をはく。「文和三年(1354)十月廿四日」と南北朝時代の造立銘がある。


 
磨崖仏100選(76)   切畑大円小松阿弥陀三尊磨崖仏
大阪府豊能郡豊能町切畑大円小松 「南北朝時代」
 切畑大円小松阿弥陀三尊磨崖仏は府道の横の崖の上にあり、磨崖仏に行く道はなく、草におおわれた崖をよじ登るしかない。高さ75p、横幅3mの岩面に舟形の彫り込みを3つつくり、像高27pの定印阿弥陀座像と中央の阿弥陀に体を向けた観音・勢至菩薩を厚肉彫りする。肉付けがよく、丸みのある彫りの童顔の顔は愛らしく魅力的である。


 
磨崖仏100選(77)   北出橋阿弥陀磨崖仏
奈良市阪原町中村 「南北朝時代」
阪原北出橋近くの白砂川の川岸の大きな岩に彫られている。川の清流と溶け合った風景は素晴らしく、入江泰吉や佐藤宗太郎など多くの写真家がこの風景を撮っている。

 方形の枠の中に壺形の光背を深く彫りくぼめて、像高91pの来迎阿弥陀像を半肉彫りしたもので、文和五(1356)年の北朝の年号を刻む。保存状態も良く、南北朝時代を代表する磨崖仏である。品の良い整った顔であるが、上出阿弥陀磨崖仏に比べると力強さに欠ける。


 
磨崖仏100選(78)   経堂ヶ谷不動磨崖仏
奈良県桜井市多武峰経堂ヶ谷 「延文3(1358)年 南北朝時代」
 経堂ヶ谷不動磨崖仏(像高75p)は多武峰の谷の岩に火焔形光背を彫り窪めて半肉彫りで刻まれた磨崖仏で鬼のような恐ろしい顔の不動立像である。顔の割に装飾的な彫りが目立ち力強さに欠ける。南北朝時代中期の「延文3(1358)年」の造立年号の記銘がある。


2019.5.19撮影                       オオヨシキリ                   近くの水田地帯にて
近くの水田地帯の雑木で1羽のオオヨシキリがけたたましく鳴いていました。

2019.5.17撮影                   コゲラの給餌・キビタキ              隣町の山にて
 5日ほど前、ツツドリやアオゲラがいた隣町の山に行きました。しかし、ツツドリやアオゲラの鳴き声は聞こえませんでした。代わりに、今年初めてホトトギスの鳴き声を聞きました。キビタキは5ヶ所で鳴き声を聞きました。その内2ヶ所でキビタキを撮影しました。
コゲラの給餌です。餌を貰っているのは若コゲラ?と思われます。雌なら求愛給餌なのですが?
5月12日に撮影したキビタキと同じキビタキと思われます。前回より暗くてよい写真になりませんでした。
何回か撮影した竹林のキビタキです。眉斑がやや薄い黄色の個体です。

2019.5.16撮影                       コサメビタキ            地元の山のハイキングコースにて
 キビタキの声が3ヶ所で聞こえたのですが、谷筋の森の中や奥深い森からの声で姿は見られませんでした。コジュウケイのけたたましい大きな声も2ヶ所で聞こえましたが、姿を見せません。1週間ほど前まで聞こえたオオルリやセンダイムシクイの声は全く聞こえず、諦めて帰ろうとしたとき、高い枯れ木の上にいるコサメビタキを見つけました。

2019.5.15撮影                チュウシャクシギ・キアシシギ              海沿いの野鳥園にて
 午前中に都市公園でサンコウチョウを撮影した後、シギ・チドリを撮しに海沿いの野鳥園に行きました。しかし、この日は野鳥園は休園で展望台には入れませんでした。何とか撮せないかと思って、フェンスから海岸を除くと、1羽のチュウシャクシギと2羽のキアシシギが着慣れた干潟にいて何とか撮しました。その後、観察所に向かいました。望遠レンズで覗くと遠くの干潟に数羽のチュウシャクシギ・アカアシシギ・キアシシギと多くのメダイチドリがいましたが、あまりにも遠くて写真にはなりませんでした。
キアシシギは何かを食べているようですが、遠くて確認できません。

2019.5.15                         サンコウチョウ                  大阪の都市公園にて
 この公園では毎年ゴールデンウィーク後半頃からサンコウチョウがやってきます。今年は4月末頃から姿を見せていたそうですが、4月28日と5月4日に来たときには見ることが出来ませんでした。最近になってネットでこの公園のサンコウチョウがよく紹介されるようになり、今日こそはと張り切って出かけました。前日は数カ所で8羽ほど見られたそうですが、そのポイント、3ヶ所に行ってみたのですか現れませんでした。最後に期待を掛けていったポイントには10人以上のカメラマンがいて大騒ぎになっていました。その中に混じってサンコウチョウを撮すことが出来ました。結構近い位置まで来てくれて、楽しませてくれました。

2019.5.14撮影                  コゲラ・イワツバメ                自宅近くにて
久しぶりに地元の山の上の桜園に行きました。チラッとキビタキは見ましたが、鳥影少なく撮影したのはコゲラだけです。
コゲラの隠れていて見ることがあまりできない、後頭部の赤い部分がチラッと見えました。
 雨が降ってきたので、雨のかからない自宅近くのイワツバメ巣に行きました。小さな入り口から顔を出して餌を貰っている可愛い雛を撮影しました。

2019.5.12撮影                        キビタキ                  隣町の山中にて
 何回かキビタキを撮っている竹林以外にも2ヶ所ほどでキビタキのさえずりが聞こえました。竹林ではキビタキを撮ることができませんでしたが、他の所で枯れ枝にとまっているキビタキを撮影できました。

2019.5.12撮影                     アオゲラ・ツツドリ              隣町の山中にて
「ビュー ビュー」とアオゲラの鳴き声が聞こえました。聞こえた方に少し歩くと、木の中程にいるアオゲラを見つけました。
 「ボッツ ボッツ ボッツ 」とツツドリ独特の鳴き声が聞こえました。探したのですが見つからず、あきらめてキビタキの雌を見つけて撮影していたとき、森の中からヒヨドリほどの大きさの鳥が飛び出し、少し離れた木にとまりました。ツツドリです。慌ててシヤッターを押しましたが、逆光で暗く、まとも写真にはなりませんでした。

2019.5.11撮影                  イワツバメ・イソヒヨドリ                   自宅近くにて
昨日見つけた自宅近くのイワツバメの巣を見に行きました。イワツバメは集団営巣するのでたくさんの巣がありました。
多くのイワツバメが飛び回っていました。
イワツバメの巣はツバメより大きく、入り口は小さいです。そこから雛が顔を出して餌を貰っています。巣に潜り込む親鳥もいます。
壊れたのか、巣作りをしているイワツバメもいました。
近くにはイソヒヨドリもいました。

2019.5.10撮影                イソヒヨドリ♀・ヒバリ・ホオジロ             近くの河川敷にて
河川敷の公園の遊具にイソヒヨドリの雌がいました。
頭に黄色いものがついています。この後、突然、雄が飛んできて、2羽でどこかに消えてしまいました。
ヒバリが口を大きく開けて鳴いていました。
雄・雌2羽のホオジロが河川敷の草原を鳴きながら絡むように飛んでいました。

2019.5.10                          イワツバメ                   自宅近くにて
自宅近くでイワツバメの巣を見つけました。

2019.5.9                      キビタキの羽づくろい              隣町の山中にて
 何時も行く地元の山や隣町の山ではキビタキのさえずりがあちこちで聞こえます。しかし、高い木の上や谷の森で囀っているため、なかなかよい写真は撮れません。今日は5月5日にキビタキを撮った隣町の山の竹林でキビタキをなんとか撮影しました。
キビタキは5日の日と同じように竹林の枯れ枝で囀っていました。
しばらくすると、後ろを向いて嘴で腹の付近を突き始めました。
その後、本格的に羽づくろいを始めました。
足の指で顔の付近をかくようにして羽づくろいしています。

2019.5.7撮影         採食するキビタキ・センダイムシクイ       県境、近くの山の公園にて
 最近は山や桜の木の下にいくと、次々と糸を引いた毛虫・青虫・尺取り虫など蛾の幼虫か落ちてきます。キビタキかその幼虫をせっせと食べていました。
山道を歩いていると林でキビタキの地声を聞こえ突然、キビタキがガードレールを兼ねたアルミ製の柵にとまりました。
そして、すぐに地面におりました。
そして、すぐに柵に戻りました。撮してみると尺取り虫を銜えていました。
しばらくすると、また地面に下りて小さな青虫のようなものを銜えました。
その青虫を飲み込む所です。赤い舌も見えます。
その後、イモムシも捕まえました。
柵に再び戻り、しばらくすると林の中に消えていきました。
この公園でもセンダイムシクイがいました。精一杯胸をはって囀っていました。

2019.5.6撮影                  センダイムシクイ・キビタキ     地元の山のハイキングコースにて
センダイムシクイは1週間以上前から同じ林で囀っています。
キビタキいつもの林で囀っていました。

2019.5.6                            オオルリ            地元の山のハイキングコースにて
 地元の山のハイキングコースへ行きました。今日もキビタキ・オオルリ・センダイムシクイの囀りを聞きました。5月3日にオオルリを撮影することが出来なかった林の近くでオオルリが枯れ木にとまって鳴いていました。空抜けでしたが露出補正してどうにか囀っているオオルリを撮すことが出来ました。

 
2019.5.6          磨崖仏100選(73)   山崎六地蔵・不動磨崖仏
岡山県総社市下原字山崎 「室町時代」
六地蔵
不動明王・六地蔵
 総社市下原の高梁川岸近くに六地蔵と不動の磨崖仏がある。露出した花崗岩の断崖を、幅約3.6m、高さ3mに削り取り磨き、これを3区に分け、1区に2体つづの地蔵を舟形の中に半肉彫りしたもので、岡山県の重要文化財に指定されている。

   各像の高さは40pほどで、六体とも左手に宝珠を持ち、右手に錫杖を持つ延命地蔵で、頭部が大きく愛らしい表情が印象に残る。下に単弁の蓮座を線彫りする。六地蔵は、六道に輪廻転生する衆生を救済する地蔵の姿を表したもので、印相・持ち物は六体異なるのが本来の姿であるが、時代が下るに従って六体とも同じ像形のものも作られるようになった。

 「恭借十万信男信女力労為法界衆生利益故」 「應永五戈寅八月 日 北斗代 大願主道清 宮」 の銘文があり、室町初期の応永5年(1398)年に大願主道清が十万の男女信徒の合力を得て法界衆生の為に造立したのがわかる。

 六地蔵の左端に地蔵とほほ同じ大きさの不動明王座像が半肉彫りされている。この不動も六地蔵とおなじような穏やかな表情であるが、彫りは伸びやかさに欠ける。制作年代は六地蔵より下ると思われる。


 
磨崖仏100選(74)   石槌山毘沙門天磨崖仏
岡山県倉敷市真備町尾崎石田、石槌山 「室町時代後期」
 井原鉄道の備中呉妹駅の北方1kmに戦国時代の山城(砦)跡でもある標高165mの鳥が嶽(呉妹富士)がある。その鳥が嶽と峰続きの東500mの石槌山(129m)の岩壁にこの毘沙門天磨崖仏がある。高さ390cm,横370cm,奥行290cmの巨岩の南面に、像高180mの邪鬼を踏まえた毘沙門天立像を薄肉彫りする。

 甲冑をつけ左手に宝塔、右手に宝棒を持つ。日差山・庚申山の像と比べるとより立体的な表現で、甲冑も精緻に彫り込んでいて、ベンガラによる色彩も残り、力強い堂々とした作品である。備前の毘沙門天磨崖仏の中では白眉の作といえる。

 室町時代後期の作とすれば、戦国時代、鳥が嶽を砦とした毛利氏が武運の守護として、勝軍祈願して作られたものと考えられる。毘沙門天は護法身としての性格と、その武装した姿により、王城鎮護や城郭や町の守護神としての信仰もあったようで、この像もそのような意味合いでも造立されたのかもしれない。

 真備町石田の集落の東の端に石槌山への登山口があり、案内板が立っている。登山口から10分足らずで毘沙門天磨崖仏の前に着く。毘沙門天の前は視界が開け、小田川と呉妹の集落を見下ろせる。


2019.5.5                      キビタキ・エナガ若鳥              隣町の山中にて
 前日、大阪の都市公園に行ったのですが、渡りの波の谷の日か鳥影少なく、結局、撮影したのは木の上の方にいるキビタキだけでした。そこで、今日は近くの山のキビタキのポイントへ行ってリベンジです。今年始めていったのですが、気持ちよさそうに竹林で囀っているキビタキを撮影できました
エナガの若鳥も大きく口をあけて鳴いていました。

 
2019.5.4          磨崖仏100選(71)   千光寺阿弥陀三尊磨崖仏
広島県尾道市東土堂町 「室町時代後期」
  千光寺には石仏ブームのきっかけとなった若杉慧の「野の仏」によって、全国的に知られるようになった阿弥陀三尊磨崖仏がある。 参道の階段の隅にある像高50pほどの小さな磨崖仏であるが、 かわいらしいこけしのような磨崖仏である。室町時代末期の作と思われる。


 
磨崖仏100選(72)   白瀧山竜泉寺磨崖仏
広島県三原市小泉町 「室町時代」
深沙大将・常啼菩薩・玄奘三蔵・勇猛心地善神・吠室羅摩拏善神(多聞天)
提頭ら宅善神・法湧菩薩・抜除罪垢善神
 白滝山は因島以外に三原市小泉町にもある。 三原市の白滝山へ行くに は、三原駅前より、「小泉小学校前」 行きのバスに乗り、終点で下車し、そこから登山道を約4km歩く。

 その白滝山の山頂付近に「竜泉寺」がある。この寺の本堂裏の白滝山頂は「八畳岩」 と呼ばれる巨大な花崗岩の露頭で、その「八畳岩」の岩壁に、釈迦三尊と、石仏では珍しい十六善神の磨崖仏がある。十六善神磨崖仏は浅い半肉彫りの磨崖仏でやや誇張された表現であが、岩壁いっぱいに等身大の像が彫られていて迫力がある。

  十六善神は大般若経とこの経を読誦する守護する十六の薬叉善神である。形像は、主に二臂の憤怒相の武神形につくられ、武器や宝塔などの持物を執る。十六善神とは提頭ら宅善神(だいずらたぜんじん・持国天))・毘盧勒叉善神(びるろくしゃぜんじん・増長天)・摧福毒害善神(さいふくどくがいぜんじん)・増益善神(ぞうやくぜんじん)・歓喜善神(かんきぜんじん)・除一切障難善神(じょいっさいしょうなんぜんじん)・抜除罪垢善神(ばつじょざいくぜんじん)像・能忍善神(のうにんぜんじん)・吠室羅摩拏善神(べしらまなぜんじん・多聞天)・毘盧博叉善神(びるばくしゃぜんじん・広目天)・離一切怖畏善神(りいっさいふいぜんじん)・救護一切(くごいっさいぜんじん)・摂伏諸魔善神(しょうふくしょまぜんじん)・能救諸有善神(のうぐしょうぜんじん)・師子畏猛善神(ししいもうぜんじん)・勇猛心地善神(ゆうもうしんちぜんじん)の十六神である。

  竜泉寺磨崖仏では他に般若経の授持伝来に関係深い法涌菩薩・常啼菩薩・玄奘三蔵・深沙大将の像が刻まれている。

 「八畳岩」 上に登ることができ、大三島や生口島などの島々、周辺の山々が見渡せ、素晴らしい眺めである。 谷を隔てて南に見える山が、江戸時代の磨崖三十三所観音のある黒滝山になる。


2019.5.3撮影             センダイムシクイ・ビンズイ・アオジ   地元の山のハイキングコースにて
 地元の山のハイキングコースへ行きました。キビタキ・オオルリ・センダイムシクイの囀りを聞きました。オオルリの囀りのする林で20分ほど粘ったのですが、姿をチラッと見ただけで撮影できませんでした。キビタキも撮影できず、結局撮ったのはセンダイムシクイでした。いつもと同じ所にいて大きな口を開けて囀っていました。
後ろ姿です。頭央線が確認できます。
漂鳥のアオジやビンズイもまだいます。

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