Photo Gallery「石仏と野鳥」新版  2025年12月
 

 
11月



              
令和7年12月26日撮影 地元の山の上の池にて
オシドリ
山の上には池が二つあり、南側にある池で撮影したオシドリです。今シーズンはこの池でオシドリはあまり見かけませんでした。
いつもオシドリを撮影している北側の池の橋の上から撮影しました。
池の南側にある別の橋の上から撮影しました。
オシドリが岸の木の下で群がっていました。
 
オシドリとトモエガモ
向かって右の岸の木の下で群がっていたオシドリの一部が飛び立ち、左の岸近くの陰になった暗い水面に飛び降りました。
 撮影した時は気づきませんでしたが、飛び降りた先には2羽のトモエガモがいました。毎年ではありませんが、この池にはトモエガモが時々入ります。



              
令和7年12月27日撮影 地元の山の上の池にて
ハヤブサ
池畔の林の中の木の枝にハヤブサがとまっていました。去年からよくハヤブサがとまっていた林です。
林の木や枝が邪魔になってなかなか撮影できません。枝被りがない場所から撮ったのですが近すぎて見上げるような写真になりました。
離れた場所から撮影しました。ただ、枝被りにはなりませんでしたが、ハヤブサの周りには枝など多く写ります。



令和7年12月23日撮影 近くの山にて
ルリビタキ♀
 この日もクロジを撮ろうとこの山に来たのですが、1時間以上待っても姿を見られませんでした。ルリビタキ♀はいつものようにコナラの木の露出し根に姿を見せました。いつもならルリビタキ♀はこの後、あちこちにとまって楽しませてくれるのですが、この日はすぐに笹薮に消えてしまいました。



令和7年12月25日 大隅の田の神さあ 姶良市加治木町1
大隅の田の神さあ4
(姶良市加治木町)
 加治木町は平成の大合併よって2010年に姶良町・蒲生町と姶良市加治木町となった。その姶良市加治木町には県の民俗資料有形文化財に指定されている「上木田の田の神」がある。衣冠束帯姿の神官型座像の田の神である。他に神官型座像の田の神として「迫の田の神」がある。加治木町で「上木田の田の神」以上によく知られているのが昭和59年の東京での「ほほえみの石仏展」に出品され、話題になった田の神「日木山里の田の神」である。笑みを浮かべて中腰で田の舞を舞っている田の神である。加治木町には「日木山里の田の神」と同じように右手にメシゲを持ち、左手で頭にかぶった甑のシキを押さえて、田の神舞を踊っている田の神が他に5体ほどある。その中でも「上木田の田の神」と一緒に「ほほえみの石仏展」に出品された「西ノ原の田の神」や「新中の田の神(2体ある向かって右の像)」が優れている。その他「西反土の田の神」「新中の田の神(2体ある向かって左の像)」などは個性的で印象に残る田の舞型の田の神である。



 
日木山里の田の神
鹿児島県姶良市加治木町日木山 
 鹿児島県の姶良市加治木町日木山里に昭和59年の東京での「ほほえみの石仏展」に出品され、話題になった田の神がある。頭に甑のシキを被り、右手にメシゲを持ち、左手でシキを押さえて、笑みを浮かべて中腰で田の舞を踊っている姿の像高82㎝の田の神像で、何回も石仏写真展等で紹介されている。土地の人の伝承では、加治木の石工、名島喜六が彫ったという。制作年代については天保年間説と明治初頭説がある。



新中の田の神
鹿児島県姶良市加治木町木田2762-2
  姶良市加治木町の新中公民館の前庭に2体の田の神が安置されている。一体は右手で曲がったメシゲを持ち、左でメシゲに添えるようしめたタスキを持つ田の舞姿の田の神である。もう一体が日木山里の田の神と同じ、左手でシキを押さえて、笑みを浮かべて中腰で田の舞を踊っている田の神像である。
 
新中の田の神1
 向かって左側に立つ田の神像である。像高92㎝の大型の田の舞型の田の神で、長い袖をタスキでしめ、長い袴をつけている。右手で曲がったメシゲを持ち、左手をタスキにかけてメシゲに添えている。大きな折り笠状のシキをかぶり、垂れ目でシワ面で好々爺のような顔をしている。
 江戸時代後半から末期になると田の神舞型の田の神はこのように戯画的な姿の田の神が多くなる。これは田の神が厳粛な神から戯れ神に庶民化しつつある姿と言える。
 
新中の田の神2
 向かって右側に立つ田の神像である。像高80㎝の田の舞型の田の神で、「日木山里の田の神」と同じく右手にメシゲを持ち、左手で頭にかぶったシキを押さえて中腰で田の神舞を踊っている。
 しかし、「日木山里の田の神」と受ける印象は少し違う。「日木山里の田の神」の笑みの浮かべた顔は写実的で、実際にいる人の好い農夫がいかにも微笑んでいるように見えるのに対して、この田の神の笑みの浮かべた顔は大げさで写実的とは言えない。しかし、この大げさな顔の表情や手の動き、胸や腹を出した姿は可愛らしく、「日木山里の田の神」とまた違った魅力がある。



              
令和7年12月22日撮影 近くのため池にて
ミコアイサ
ミコアイサは数が増えていました。多くが頭部が茶色の雌タイプですが、頭部が白い雄も5羽ほどいました。
ハジロカイツブリの幼鳥がミコアイサの群れの中にいます。
 
ビンズイ・ハジロカイツブリ幼鳥・カンムリカイツブリ
先日ハヤブサがとまっていた木の近くで小鳥がいるのを見て、カメラを向けてみるとビンズイでした。
ミコアイサの群れの中に目が赤い水鳥が混じっていました。ハジロカイツブリの幼鳥のようです。
カンムリカイツブリは2羽いました。



              
令和7年12月20日撮影 地元の山の上の池にて
オシドリ
 前回撮影した14日と同じようにオシドリは岸近くにいて池の真ん中には出てきませんでしたが、岸に上がって休んでいるオシドリは少なく、岸近くで追いかけあいをしたりして、活発に動いていました。



              
令和7年12月16日撮影  地元の山の上の公園の桜園にて
ルリビタキ
この冬初めて撮影したルリビタキの雄です。



              
令和7年12月13日撮影 近くのため池にて
ハジロカイツブリ・カンムリカイツブリ・トモエガモ♀
 13日は大きなため池でハヤブサとミコアイサ以外にハジロカイツブリ・カンムリカイツブリ・トモエガモ♀を撮影しました。
 カンムリカイツブリは池の半分が干上がって一時姿を消したのですが、この日は1羽姿を見せました。アップするため見直してみるとカンムリカイツブリの近くにトモエガモ♀がいるのに気がつきました。
ハジロカイツブリです。この時は近くで撮影できました。
池の真ん中近くに3羽のハジロカイツブリがいました。羽繕いをしたり羽ばたいたりしていました。
 
ミコアイサ
 近くの2ヵ所のため池で13日に撮影したミコアイサです。最初は大きなため池から直線距離で500mほど離れたため池でミコアイサを撮影しました。
 良い天気だったのですが、小さな池のため青空が写った水面ではなく、近くの神社の茶色の森が写った水面でしたが、茶色の水面とさざ波が映えて面白い写真になりました。
大きなため池でもミコアイサを撮りました。こちらは青い空が写った水面のミコアイサです。
 
ハヤブサ
 11月にハヤブサの水浴びを撮って以来のハヤブサの撮影です。この日も水浴びをしていたそうですが、訪れた時はハヤブサは池畔の木に止まって動きません。この木は去年もハヤブサ(同じ固体と思われる幼鳥)がよくとまっていた木です。
池畔の木の上に黒いものが見えたのでカメラを向けてみるとハヤブサでした。
近づいて池畔の遊歩道から撮影したのですが、近すぎて見上げるような写真になりました。
枝が邪魔になってよい角度で撮れず、結局、最初に撮影した遠い場所から撮影しました。



              
令和7年12月14日撮影 地元の山の上の池にて
オシドリ
 山の上の池で14日に撮影したオシドリです。この日は久しぶりにこの池で数が多くいるオシドリを見ました。ただし、ほとんどのオシドリは池の岸で休んでいて動こうとしません。時々数羽が岸を離れるのですが、池の真ん中には出てきたのは1羽のみでした。



令和7年12月12日撮影 近くの山にて
ルリビタキ♀
 12日に撮影したルリビタキ♀です。クロジを撮ろうとこの山に来たのですが、1時間以上待っても姿を見られませんでした。帰ろうとした時ルリビタキ♀がコナラの木の露出し根などに姿を見せました。


              
令和7年12月11日 近くの大きなため池にて
カンムリカイツブリ・ハジロカイツブリ・ミコアイサなど
トモエガモ以外にハジロカイツブリ・ミコアイサがいます。この日はカンムリカイツブリもいました。
ハジロカイツブリ・トモエガモ・カンムリカイツブリ
ハジロカイツブリ・マガモ♀・カンムリカイツブリ
カンムリカイツブリ・トモエガモ
カンムリカイツブリ
ハジロカイツブリ
ミコアイサは数が増えて頭部が白い雄も3羽になりました。
 
トモエガモ
 11日に撮影したトモエガモです。この秋から冬にかけてこの池で見たのは3回目です。この日はミコアイサやハジロカイツブリなどと共に雄3羽、雌が3羽いました。



              
令和7年12月10日撮影 地元の山の上の池にて
オシドリ
 この秋からオシドリは入っているのですが、数が少なくこの池では20羽以上いるところを見たことがありません。この日も1羽・2羽と岸から岸へと移動する姿を撮影しただけでした。


              
令和7年12月7日撮影 近くの大きなため池にて
キジ・ハジロカイツブリ・ヨシガモ・ミコアイサ
池のそばの空き地にキジがいました。車に乗って帰ろうとした時見つけたのですが、近すぎてピントが合わず1枚撮影しただけでした。
この日も数羽のハジロカイツブリが見られました。
幼鳥のハジロカイツブリです。
ヨシガモもいました。近くにミコアイサの雌もいました。
頭部が白い雄は1羽ですが、もう1羽、頭部の茶色の羽が少なくなっている雄がいます。



              
令和7年12月5日撮影 近くの大きなため池にて
ハジロカイツブリ
ハジロカイツブリは11月初頭からこのため池にいます。水量が減り池の半分以上干上がっても数羽のハジロカイツブリが見られます。
スジエビを咥えていました。カワセミがよく餌にしているエビです。
左側は幼鳥と思われます。
 
カンムリカイツブリ・ミコアイサ
久しぶりのカンムリカイツブリです。池の半分以上、干上がっているのでもういないと思っていました。
まだ、頭部が白い雄は1羽ですが、もう1羽、頭部の茶色の羽が少なくなっている雄がいます。



              
令和7年12月4日撮影 近くの山にて
ルリビタキ♀
ルリビタキ♀はいつものようにコナラの木の露出し根などに姿を見せました。
 
クロジ
コナラの根元にクロジが1羽あらわれたのですが、あまり動かず8分ほどしてまた藪の中に消えてしまいました。


              
令和7年12月3日 近くの大きなため池にて
トモエガモ
 一昨日、水量がどんどん減っているにかかわらずミコアイサやハジロカイツブリがいたので今日も期待して近くの大きなため池に行きました。期待どおりミコアイサとハジロカイツブリがいたのですが、それ以上に驚いたのはトモエガモの群れです。
トモエガモ16羽とコガモ1羽の群れです。撮影している時、終始この17羽の群れは大きく崩れませんでした。
トモエガモ16羽とコガモ1羽の群れがキンクロハジロとホシハジロの群れに合流しました。
ミコアイサの雌もいます。
 
ミコアイサ・ハジロカイツブリ・トビ
トモエガモとともにこの日もミコアイサがいました。白い雄はまだ1羽だけで、他は雌とエクリプスです。
ハジロカイツブリは11月初頭からこのため池にいます。
トビが池の周りをカラスとともに飛んでいました。



              
令和7年12月1日撮影 近くの大きなため池にて
ミコアイサ
 水量がどんどん減り、池の6割が干上がっている状態です。それにもかかわらず、期待していなかったミコアイサが渡ってきていました。10羽ほどいて、多くが雌かエクリプスやエクリプスから移行中の雄です。ただ岸近くは干上がっていて近くで撮影することはできませんでした。
右はハジロカイツブリです。
 
ハジロカイツブリ
12月1日に撮影したハジロカイツブリです。ミコアイサの近くにもいました。



11月