Photo Gallery「石仏と野鳥」新版  2023年12月 
 

 
11月



令和5年12月8日撮影 近くの大きなため池にて
カンムリカイツブリ
 6日にハジロカイツブリを撮影した時には見られなかったカンムリカイツブリがいました。3日までと同じように2羽いました。
 
 
 
 
 
 
 
 



令和5年12月8日撮影 近くの大きなため池にて
ハジロカイツブリ・ヒドリガモ
 キセキレイを撮影した後、近くの大きなため池に行きました。ハジロカイツブリはなかなか見つけられませんでしたが、池の周遊道路を2周りしてようやく見つけました。
 
ヒドリガモの近くにハジロカイツブリはいました。
 
 
 
 
 
 
 
 



令和5年12月8日 地元の山と隣町のため池にて
オシドリ
地元の山の中のため池のオシドリです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 オシドリを撮った後、先日ミコアイサを撮影した池に行きました。ミコアイサは見られず、撮影したのはキセキレイです。
 



令和5年12月6日撮影 近くのため池にて
ミコアイサ
 毎年よくミコアイサを見るため池は、ハジロカイツブリがいた大きなため池以外に、大きなため池近くに4カ所あります。その内の一カ所のため池に1羽だけですがミコアイサが入りました。まだ茶色い羽毛が残っている雄です。池の周辺の木々の茶色や赤い色が映った池の水面を泳いでいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 



令和5年12月6日 近くの大きなため池にて
ハジロカイツブリ
 今日は2羽いるはずのカンムリカイツブリが見当たりません。池の周遊道を半周したところで、池の真ん中を泳いでいる頭部が黒く全体に白い鳥を見つけました。カンムリカイツブリと思って何枚か撮影した後、モニター画面で確かめてみるとカンムリカイツブリではなくハジロカイツブリです。毎年のようにこの池でハジロカイツブリを見ているのですが、去年の冬はハジロカイツブリを見ていません。2年ぶりのこの池で見たハジロカイツブリです。周りの紅葉が゛映った水面を泳いでいました。
 
 
 
 
 
 
 
 



   
令和5年12月5日 近江の石仏(1)(2)
近江の石仏
 近江の国、滋賀県は、奈良・京都と並ぶ石仏の宝庫である。その代表といえるのが、狛坂寺跡磨崖仏や藤尾寂光寺磨崖仏・富川磨崖仏などの磨崖仏である。また、比叡山の香炉ヶ丘弥勒石仏や小坂田阿弥陀石仏などの磨崖仏ではない石仏にも優れたものが多い。

 中でも香炉ヶ丘弥勒石仏は京都を代表する石仏「石像寺阿弥陀三尊石仏」や「北白川阿弥陀石仏」の様式の源流といえる石仏で、滋賀県にその流れをくむ、金剛輪寺阿弥陀石仏などの秀作が多数ある。

 近江の国は、古墳時代以降、朝鮮半島からの渡来人が移り住み、様々な文化を伝えた地で、石棺や石室などの石を扱う技術もこれらの人々によって伝えられたと考えられる。日本の古代の石仏や石塔の石造美術は、朝鮮半島の百済や新羅の国々との交流や渡来人の活躍によって生まれたものである。

 百済人が大挙して移り住んだ近江国蒲生郡にある石塔寺には奈良時代前期の百済式の石造三重塔がある。また、狛坂寺跡磨崖仏は、韓国の慶州の石仏庵磨崖仏や南山七仏庵磨崖仏との技巧や表現様式の類似や影響が論じられていて、近江の石造美術も渡来人や新羅・百済文化の影響なしでは語れない。

 鎌倉時代以降の近江の石仏の多くは阿弥陀石仏や地蔵石仏・不動石仏で、そこには天台宗や天台宗から生まれた浄土教の影響が考えられる。また、良質の花崗岩が多くあり、素材にもこと欠かない。このような文化的歴史的土壌が近江を奈良・京都と並ぶ石仏の宝庫としたのである。このページは、「近江の石仏」として磨崖仏以外の石仏を取り上げた。



近江の石仏(1) 比叡山香炉ヶ岡弥勒石仏
滋賀県大津市坂本本町比叡山西塔    「平安後期」
 比叡山にある香炉ヶ岡弥勒石仏は京都を代表する石仏「石像寺阿弥陀三尊石仏」や「北白川阿弥陀石仏」の様式の源流といえる石仏である。「「金剛輪寺阿弥陀石仏」「西教寺阿弥陀石仏」など近江の如来石仏の源流でもある。

 石仏は西塔釈迦堂の背後の山、香炉ヶ岡の笹原の杉木立の中にある。像高2m余りの花崗岩製。下部に別石の反花座もうけ、その上に蓮座・仏身・光背からなる本体を一石でつくられている。右手を伏せて膝の上に、左手を仰げて膝上においた珍しい印相で、弥勒如来・または釈迦如来と思われる。

 丸彫りに近い厚肉彫りで、膝におろした右手と胴のあいだや首と光背とのあいだが彫り抜きになっている。満月相の顔、高い肉髻、ひきしまった体部と流麗な衣紋など藤原時代の特徴をみせる。光背は二重円光式で、左肩の一部欠けていて、6個の月輪内に梵字が陽刻されている。光背の背面には、3つの月輪が彫られ、釈迦三尊の梵字が大きく陽刻され、下には経巻を納めるための四角の彫り込みがある。

 もとこの付近にあった弥勒堂跡にちなんで弥勒石仏といわれている。釈迦石仏の説もある。
アクセス ・JR湖西線「比叡山坂本」駅、または、京阪石山坂本線「坂本」駅よりバスまたは徒歩で「ケーブル坂本」駅へ。「ケーブル坂本」よりケーブルで「ケーブル比叡山」下車。西塔まで徒歩30分。または、比叡山内シャトルバスで「西塔」へ。

・叡電「出町柳」駅より叡山本線で「八瀬比叡山口駅」駅へ。叡山ケーブル・ロープウェイで比叡山頂駅へ。「比叡山頂駅」バス停から比叡山内シャトルバスで「西塔」へ。

・「京都駅前」から京阪バスまたは京都バスて「延暦寺バスセンター」行き乗車(冬季運休)「延暦寺バスセンター」下車。比叡山内シャトルバスで「西塔」へ。バス停より徒歩10分。

自動車 名神高速道路京都東IC|から西大津バイパスには入り近江神宮ランプをおり西へ。田の谷峠ゲートより比叡山ドライブウェイへ、奧比叡ドライブウェーから西塔駐車場へ。徒歩10分。




近江の石仏(2) 見世のおおぼとけ
滋賀県大津市滋賀里町甲   「鎌倉時代」
阿弥陀摩崖仏
 滋賀里の西の山中に天智天皇の創立という崇福寺の跡がある。その崇福寺跡へ向かう山道(昔の京都への脇街道)の途中に、この石仏がある。石というよりは岩と呼びたい巨石の表面をきれいに加工し、座高3mを越える巨大な阿弥陀如来座像を厚肉彫りに刻み出している。頭部はほとんど丸彫りに近い。通称「見世の大仏(おおぼとけ)」と呼ばれる丈六の石仏である。

 磨崖仏ではないか磨崖仏に匹敵する量感をそなえた石仏である。顔は童顔であるがひきしまった優美な姿で、鎌倉期の特色を見せている。衣紋などの表現は大まかであっさりした表現となっているが、それがかえって、石の持つ迫力を引き出していて、木彫仏と違った魅力が感じられる。

 この石仏の近くには、小さな岩に阿弥陀如来座像を半肉彫りした磨崖仏もある。
アクセス
・ 京阪電鉄石山坂本線「滋賀里」下車。西へ徒歩1㎞。

自動車 名神「京都東IC 」より西大津バイパス(R161)を北へ約6.6㎞。近江神宮ランプでバイパスを下り側道を北へ、約600m、「滋賀里1丁目72」の交差点を左折し西へ550m



令和5年12月4日 近くの山の公園にて
シロハラ・ルリビタキ♀
 近くの山の公園にルリビタキを撮影に行きました。しかし、なかなか姿を見せません。40分ほどたって姿を見せたのはシロハラでした。このシーズン初めて見たシロハラです。
 
 
 
 
 
 シロハラが姿を見せてから5分ほどたって、ようやくルリビタキ♀が姿を見せました。毎年、この山の公園にはルリビタキが12月にやって来るのですが、一昨年までは雄のルリビタキでした。去年は雌タイプのルリビタキで、「雄の若鳥かも」と思っていました。去年と同じ個体だとすると、どうやら雄の若鳥ではなさそうです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 




令和5年12月3日 地元の山の上の池にて
オシドリ
 山の上の池のオシドリです。オシドリは活発に動いていたのですが、曇り空で水面は暗い所が多かったため、青空や池畔の木々が写ったきれいな水面で泳ぐ姿は撮影できませんでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



令和5年12月2日 近くの大きなため池にて
カンムリカイツブリ
 このため池に2羽のカンムリカイツブリが入っています。何回も撮影しているのですが、2羽がからんだシーンはほとんど撮っていません。今日はほとんど2羽で行動していて、2羽からんだシーンを多く撮影できました。ただ、カンムリカイツブリが池の真ん中で過ごしていて、近くで撮影できませんでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



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