大福寺十三仏板碑  元亀4年(1573)
・奈良県生駒市大門町     北緯34度40分10秒、東経135度41分28秒             
アクセス ・ 近鉄生駒線「南生駒」駅下車。徒歩2q(暗越の奈良街道を西へ1.5q。石仏寺前で右折し北西へ0.5q)。または南生駒駅近くの「南コミュニティセンターせせらぎ」より、生駒市コミュニティバス西畑線乗車「大福寺」下車。

・ 自動車 第2阪奈道路「壱分」ランプを降りて国道168号線を北へ150m、交差点を左折し、突き当たりの三叉路を左折し、第2阪奈道路沿いの道へ、、阪奈道路沿いの道を西南西へ1.6q、左折し西へ240m。
  
・ 大福寺は行基の開創とも伝わる寺院で詳細は不明である。現在は奈良では珍しい黄檗宗の寺院で境内の片隅に五輪塔などの石造物が集められていて、その中に十三仏板碑がある。

 高さ1mを超える船型の板碑で上部は欠損する。天蓋の一部が残り、その下に蓮華座に座す虚空蔵菩薩と十二仏を半肉彫りする。下面に「元亀四年(1573)癸酉」の紀年銘と「念仏百万遍□ □□一結衆卅四人 為逆修各敬白 三月十五日」の刻銘がある。